【自動トラックバックソフト】というものがあります。


「キーワードで検索をかけてからトラックバックを打つのでスパムにはならない」との触れ込みですが、太郎丸はとても危険なソフトだと思っています。このところ、アメブロコメントを打つソフトもあるようですね。


ブログのトラックバック機能は、Webと比べて最大のアドバンテージです。


ウィニーなどもそうですが、ソフトはある程度以上に普及すると、相対的に使いこなせないビギナーユーザーの比率が高まり、誤った使い方や好ましくない使い方をする人が多くなります。【自動トラックバックソフト】もまさにそういった危険性大のソフトです。


「キーワード検索ができる」と言っても、「ちゃんとした絞込み」をする人なら良いです。たとえばの例としては、「今日、自分のアフィリエイトブログに、キャンプで使用するテントの紹介」をしたとします。そこで「キャンプ・テント」のアンド検索で絞るならある程度絞れるでしょう。


ところが、「テント」などの単独キーワードで検索をしただけだと、とんでもない見込み違いのものも拾ってくる可能性が高くなります。「テント」何て【「てんと」う虫】だろうが【テストで○○「テンと」れました】だろうが、【道で「てんと」うした】だろうが、何でもかんでも拾ってきます。短い単語ほどこの危険は大きくなります。


こういう危険性を認識しないまま、安易にこういった【自動トラックバックソフト】を使用する人が増えると、「トラックバックはウザイから拒否っちゃえ。」という人が増え、結果的にブログの一番強力なツールが使えなくなっていく懸念があります・・・って、アメブロがそうですよね。デフォルトがトラックバック拒否になっちゃいました。


日本人の特性でもありますが、真実は「ウィニーを無防備に使っていたら、PCデータが流出したりすることもありますから、これこれしかじかの対策をちゃんとした上で使用しましょう。」と言うべきところ、おバカなマスコミにかかると「ウィニー=悪」(笑)みたいな・・・ようは「臭いものにはフタ」的発想しかないわけでしょう。日本ではウィニーウィニーの大合唱ですが、世界で一番普及しているファイル交換ソフトは【Lime Wire】でしょう。どのマスコミもライムワイヤーのラの字も出てきませんものね(笑) 


ま、それはともかく、「臭いものにはフタ」的発想しかできない日本では、【自動トラックバックソフト】によってブログの発展を大きく阻害される可能性があるわけです。トラックバックはブログを検索して最適な記事を見つけ、一件一件URLを貰ってきてつけるものだ・・・と考えて頂いたほうが良いと思います。