ベスト10
①こちらあみ子
②コーダ あいのうた
③ブラック・フォン
④マリー・ミー
⑤スープとイデオロギー
⑥ 走れ!走れ走れメロス
⑦トップガン・マーヴェリック
⑧THE FIRST SLAM DUNK
⑨恋は光
⑩13人の命
今年はこんな感じになりました。
1位 こちらあみ子
今年最も頭の中に残り続けた作品。ふとした時に「あみ子、元気にしてるかなぁ」と思い返してしまいます。あみ子の目から見える世界は実に豊かで、不思議で、そして不条理。唯一無二のバランスで進む広島の「ミツバチのささやき」。絶望と希望の狭間で裸足で海に立つあみ子の姿に色々な気持ちになり、こびりついて離れない映画です。傑作!
2位 コーダ あいのうた
個人的な境遇と重なりまくった結果、クライマックスの歌唱シーンでとてつもなく感動してしまったのが「コーダ あいのうた」。重いテーマを扱ってるのに、映画全体がカラッとしてるのがとても良い。色んなことを経て、主人公が彼女なりの表現方法を生み出すラストには今年1の巨大な感動を感じました。
3位 ブラック・フォン
スコット・デリクソンのホラーへの華麗なる帰還!!ホラー、サスペンス、成長譚、あらゆる面から観て完璧な映画で文句のつけようがない。最高の映画というのはこういう映画のことを言うのであります。
4位 マリー・ミー
最高の映画だ!!ブラック・フォンとかマリー・ミーとか、こういう映画を晴れた日の日曜日に映画館で観たいわけですよ私は。とてつもない多幸感と安心感に満ちた王道ラブコメを今ジェニファー・ロペスがやるというエモさ。ありがとう。
5位 スープとイデオロギー
ヤン・ヨンヒ監督によるドキュメンタリー。この映画を観て色んなことを感じたけど、「人の記憶」というモノのについてすごく考えさせられました。これまでのヤン・ヨンヒ作品がこの映画によって線で繋がった気がした、とてつもないドキュメンタリーだと思います。
6位 走れ!走れ走れメロス
U-NEXTで観れるからみんな観てくれ!高校演劇って素晴らしいと素直に思わされた、高校演劇版「がんばれ!ベアーズ」とも言える傑作ドキュメンタリー。誰かを演じることで誰かを理解する。高校生が演劇をすることの本質が描かれています。
7位 トップガン マーヴェリック
とにかく凄かったし、たまたま出張で東京にいて公開初日の池袋レーザーIMAXで観れたのも良かったです。劇場で映画を観る快楽が詰まった、完璧な映画でしたし、映画館にこだわったトムに感謝。
8位 THE FIRST SLAM DUNK
これをこう描かれるとそりゃ抗えないよ…という映画でした。あのオープニングのタイトルシーンは今年のハイライトでしょう。映画全体通して、ただただ感動し圧倒され尽くしました。
9位 恋は光
この映画のキュートさは忘れられない。非常に抽象的な概念である「恋」というものそれ自体の映画化と言っても過言ではない、実はものすごいことをやってる映画だと思う。西野七瀬さんが天才的な存在感でした。忘れ難い一本。
10位 13人の命
Amazonオリジナルの配信映画ですが、劇場で観たかったなぁ!と心底思う映画で、個人的にはロン・ハワードで1番好きな映画になりました。今年のベスト働くおじさん映画でもあって、描かれるプロの仕事と覚悟に感動しました。とにかくスリリングでした。
ワースト3
①なし
②なし
③なし
今年は珍しく激怒するような酷い映画とは出会いませんでした。みんな穏やかに生きよう!
ベストシーン
アンドリュー・ガーフィールドによるMJ救出ジャンプ / 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」
あのジャンプは映画内のMJを救っただけではなく、アンドリュー自身も、そしてアメイジングシリーズとそのファンをも救う、素晴らしいシーンで。間違いなく今年最大風速。鳥肌と興奮が押し寄せてきました。忘れられません。
ベストガール
西野七瀬さん / 「恋は光」
西野七瀬さんがこんなに素晴らしい女優さんだとは、知らなかった…。彼女の凛とした佇まいと存在感に魅了されました。
ベストガイ
トム・クルーズさん / 「トップガン マーヴェリック」
今年はトムの年だった。そういうことです。
ベスト エマ・ストーン賞
該当者なし
エマ・ストーンよ、映画に出てくれ!
というわけで、私の映画ベストでした。それでは良いお年を。来年はサボらずブログ書きたい所存。