007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
アナ・デ・アルマスのスピンオフはまだですか?
監督:キャリー・ジョージ・フクナガさん
出演:ダニエル・クレイグさん、他
クレイグボンド最後の作品、007新作がやっと公開。予告をあまりにも見過ぎていてすっかり見た気になっていました。個人的に映画自体にはあんまのれなかったんですが、何はともあれ劇場で観れて良かったです。
序盤すっごい良いですよね!クレイグボンドシリーズの中でもアバンの出来に関しては今作が過去最高だと個人的には思います。すっげぇ良くないか?あのアバン。と、出だしは気分アゲアゲでした。
そして本作最高のアゲアゲポイントであるアナ・デ・アルマス出演部分!!100億点でしょ。あまりにも魅力的すぎるし、アクションも良かった。細かいボンドとのやりとりのおもしろみ、寝そべって3人を撃ち殺すとか、あぁいう忘れ難いアクションシーンもあり、このシークエンスはまじで最高でした。もうこれだけで良くない?というくらいだし、なんなら私が観たいのは当初からアナ・デ・アルマスちゃんだったので、スピンオフはよ!バンドなんかいらん!スピンオフまだ?という気持ちで後半のかったるい展開を遠い目で眺めてました。
今作はとにかく話がごちゃごちゃしてて、これまで無理矢理引き伸ばしてきたシリーズを無理矢理畳みます!みたいな映画になってた印象。その一気に畳にかかるみたいな感じが後半ゴロゴロ出てきてなんかアンバランスな映画になってたような気がします。スカイフォールで終わっていればキレイだった気はするけど、ここまでやっちゃったなら終わらせなければならないわけで(あの終わらせ方じゃなきないけなかったのかはあるけど)、そういう意味では前半やりたいことをキャリー・ジョージ・フクナガはやって、後半は渋々終わらせましたみたいな。そんな印の象でした。
クライマックスとかほんと心離れてたから最後妻に電話するところとか「『海猿』の映画かな?」とか思いながら見ちゃってました。
まぁでも無事終わって良かったですね。007シリーズは終わることはないでしょうし、次どうなるんだろうね。誰が監督?誰がボンド?次は揺り戻しでユーモアあふれるシリーズになることを個人的には期待したいかな〜とか思ったり。まぁでもクレイグボンドに立ち会えて良かったですし。スカイフォールを映画館で観れたのはいい思い出です!