ザ・ボーイズ シーズン2
シーズン2もやっぱり最高!
現状進行しているドラマで…というか全エンタメで最も楽しみにしているもののひとつ、「ザ・ボーイズ」のシーズン2が終了。無事観終わりました。
やっぱおもしれー!!という感じです。
シーズン1は言わずもがな最高なドラマだったわけですが、シーズン2ももれなく最高でした!今回のポイントはやはりストームフロントでしょう。彼女のキャラクター造形の恐ろしさとタイムリーさが物語全体を引っ張るという、まさにストームフロントのためのシーズン2という感じでした。
SNSやメディアをうまく使い自らのリベラルさを高らかに謳う。大衆をうまく味方につけるまさに新しい時代の真の女性ヒーローだ!と一見すると思うのだが…実はゴリゴリのレイシスト…どころか実はゴリゴリのナチでした!というこの設定のタイムリー性。そして彼女の正体が徐々に明らかになっていく過程もミステリアスで素晴らしかったです。自分の子供が明らかに倫理観の狂ったレイシストに取り込まれていく怖さも描かれててそこも怖かったです。
ホームランダーはキモさにより磨きがかかり最高。あんな母乳の飲み方があるか!というところから始まり、変身する能力者との擬似セックス体験とか、レイシズムの拍車のかかりっぷりとかとにかくキモくてサイテーな所業の数々は見てて笑うしかないですね。
そんなホームランダーとストームフロントという最悪と最悪の組み合わせは見どころのひとつとして楽しかったです。個人的には前半のいがみ合ってる2人の方がくっついた後よりも関係性的には好きだったかなぁ。まぁあの2人がくっついたからこそ出る禍々しい恐怖みたいなのはありましたが。
ゴア描写にはさらに拍車がかかり大興奮。特に頭大爆発(比喩ではない)ラッシュが繰り広げられるあのエピソードとあそこでエンディングに入るカッコ良さはもう惚れ惚れ。今時ちゃんと頭が爆発する様子をこんなにも描いてくれるなんて最高ですね。
シーズン3はどうなるのでしょうか。ストームフロントも手足がなくなり全身大火傷になりましたが、まだ生きてそうだし、ダースベイダーの如く全身サイボーグになって復活するのを期待しております。あとあの子供ですよね。童夢感に拍車がかかりコントロールできないつよつよの子供をどうするのか…みたいなことになるのかな。ともかく首を長くしてシーズン3を待ちたいと思います。