ハンターキラー 潜航せよ/気持ちのいい全部盛り | そーす太郎の映画感想文

そーす太郎の映画感想文

しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 
 
 
ハンターキラー 潜航せよ
 
気持ちのいい全部盛り
上映時間:122分
監督:ドノバン・マーシュさん
出演:ジェラルド・バトラーさん、コモンさん、他
 
 
 
ジェラルド・バトラーが潜水艦に乗る潜水艦アクションということで楽しみにしていたハンターキラーをようやく観ました。想像以上の楽しさでしたよー!
 
 
主に、潜水艦、司令室、特殊部隊という3場面が同時に並行して進んでいくんだけど、この3場面がどこもすごく楽しいし、キャラクターがしっかり立っててグッときました。潜水艦パートはロシアとアメリカという国を超えた海の男たちの友情(イチャイチャ)にグッときました。司令室はコモンの佇まいの素晴らしさ!イイッ!そして何気に1番魅力的だった特殊部隊の4人、ここはアクションやアウトロー感、チーム感含め1番好みなあたりでございました。
 
あとよかったのはやっぱりジェラルド・バトラーで、彼のキャラクターを不必要に掘り下げすぎないというのがよかったです。ありがちな、待ってる家族!とかあのときのトラウマ!とか謎な回想やウェット方向に逃げるのではなく、彼の顔とたたずまいのみで物語をキャラクターを語る、無駄な装飾はしない…という姿勢が素晴らしかったし、正しい!と思いました。
 
 
あとはアクションがいちいち気持ちがよくてよかったです。気持ちがいいというのはドーンとかドカーンとかいう見た目ではなく、動きや構図がとてもロジカルでですね、そこが気持ちのいいポイントでしたね~。
 
その気持ちのよさがいかんなく発揮されてたのは実は潜水艦ではなくて、陸の特殊部隊パートで、正直このパートのアクションがこの映画で一番見てて楽しかったりしました。この監督の資質は実はこっちにあるのかしら。
 
とりあえずアクションよし、役者よしの、気持ちのいい娯楽映画でした。
これくらいの映画を天気のいい日曜日の昼間に映画館で観たいのです。
楽しかったです。