※ネタバレあり
普段はしれっとネタバレしてますが、今回は一応ネタバレありと書いておきますので、観てない人は読まないでね〜！
アベンジャーズ エンドゲーム
アベンジャーズ、アッセンブル！
上映時間： 182分
監督： ルッソ兄弟
出演： アベンジャーズの皆さん、サノスさん、他
10年ちょっと、全ての作品をリアルタイムで映画館で観続けてきたMCUの集大成となるエンドゲームを初日に観てきました。いや〜感動しましたよ〜！！
アイアンマン1作目は、たしか中学三年生のころだった記憶があるので、いやぁこんなところまで続くなんて、そして最後にこんな景色が観れるなんて、当時は思ってもなかったし、ほんとにリアルタイムで映画を追いかけてきて良かったなぁと思います。製作陣はここにたどり着くことを初めから想定してたのかな。どの辺でこのゴールを意識したんだろう。まぁしかし、映画を見続けるとこんなご褒美があるんだなぁと感慨深いし、これからも僕はリアルタイムで映画を追いかけ続けようと、改めて思いました。
そんなこんなでもうこのアベンジャーズ エンドゲームは1本の映画という枠を超えてて、この11年間20数作品の思い出とか思い入れがこの映画の魅力の大部分ですよね（笑）
1本の映画としては、正直はてなマークが浮かぶところも多くて、特に時間を遡っていく後半は、じゃああのときのあいつはどうなるのとか、その辺の疑問はものすごくたくさん浮かんできます。まぁその辺をいろいろしゃべるのも楽しいですよね。あそこでハンマーを持って帰ったソーだけど、その世界線のダークワールド戦はどうやって戦うんだろうかとか、最後学校に戻って友達と再会するピーターは5年間いなかったわけだから年取った生徒と5年間年取らなかった生徒がいるということだよなぁとか、最後にいたおじいちゃんキャップが過ごした世界にはキャプテンが2人いたということだから見つからないように生活してたのかしらとか、てか超人血清打ってても歳取るんだ！とか、まぁいろいろ今後説明されてくのか、このままなのか、わかりませんがなんというかシワの多い映画だったとは思います。
個人的にはあそこで四次元キューブで消えたロキが、今後どうMCUに絡んでくるのか、違う世界線ではあるけど、どっちにしてもあのロキがこの世界で死んだままなはずがない！…と思ってるので、今後作られるロキのスピンオフがどんな話になるのかちょっと楽しみです。
ファン大喜びのご褒美シーン、ご褒美セリフのオンパレードなので挙げればきりがないですが、個人的には最後の最後、トニーの娘の「チーズバーガー！」発言が1番グッときました。
あと個人的にはピーター・パーカーが良かったです。ホームカミングでは、定番のベンおじさんの死のシーンを描かなかったMCUが、ここでアイアンマンというおじさんのシーンを描いてきた！というところにグッときましたねぇ。MCUのスパイダーマンにおいては、トニーこそがベンおじさんの役割だったんだなぁと。だからこそですよ、次回作フェーズ3の締めはスパイダーマンの新作なわけですが、トニーというおじさんの死を乗り越え真にヒーローになるスパイダーマンが観れるんじゃないかと今から楽しみです。
まぁあとは最高の「アベンジャーズ アッセンブル！」と「アイアム アイアンマン」が聴けましたね。ここはもうおろおろ泣いたよ。
ソーのハンマーをキャップがつかえるというビックリシーンは劇場が揺れましたよね。びっくりしたけど、思えばアベンジャーズ エイジオブウルトロンの序盤の宴会シーンで（この映画はここが1番好き）、ハンマー持ち上げ大会をするじゃないですか、ここでキャップが持ち上げるとき、持ち上がらないんだけどピクッとするんですよね。ここでこれ回収するんだー！とうれしかったですね。
キャップのラストも優しくて良かったなぁ。今までのキャップでいちばんしあわせなキャップじゃないですかね。劇中で挙げられる映画の題名のなかに「ある日どこかで」がありましたが、最後のキャップのくだりは、キャップにとっての「ある日どこかで」だったんだなぁと、思いました。
いやぁほんと変なところ納得いかないところ、もう少しここをこうすれば盛り上がったんじゃないかしら！と思うところもあったけど、そんなことどうでもいい！と思えるくらい、最高の締めだったと思います。11年間ありがとうございましたー！
落ち着いたら、また観に行こうかなと思います。