【映画感想】「ジュラシック・ワールド 炎の王国」 | そーす太郎の映画感想文

そーす太郎の映画感想文

しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 

 

ジュラシック・ワールド 炎の王国

 

ジュラシックシリーズの猿の惑星化

━─━─━─━─━─

監督: J・A・バヨナさん

脚本: デレク・コノニーさん、コリン・トレボロウさん

出演: クリス・プラットさん、ブライス・ダラス・ハワードさん、他

原題: Jurassic World: Fallen Kingdom

上映時間: 128分

あらすじ: 恐竜を火山から救出します

━─━─━─━─━─

 

「ジュラシック・ワールド」の新作を観てきました。大ヒットした前作ですが、僕は前作は正直乗れず…なんなら駄作だと思ってるんですが、監督がJ・A・バヨナに変わったということで、ちょっと期待していた本作。これが、

 

すごくおもしろかったです(*^▽^*)

 

映画.comのあらすじはこんな感じ。

シリーズ14年ぶりの新作として2015年に公開され、記録的な大ヒットとなった「ジュラシック・ワールド」の続編。前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。恐竜と心を通わせるオーウェンを演じるクリス・プラット、クレア役のブラウス・ダラス・ハワードらメインキャストが続投。監督は前作のコリン・トレボロウに代わり、「永遠のこどもたち」「インポッシブル」などで注目されたスペインの出身のJ・A・バヨナが新たに務める。

 

 

前半の噴火寸前の孤島パートと、後半のお屋敷パートの2つにわかれてて、予告見た感じ、すっかり孤島パートだけだと思ってましたよね。しかし今回はこの後半のお屋敷パートがめちゃくちゃおもしろくてですね。前半は「インポッシブル」、後半は「永遠のこどもたち」というとてもバヨナ監督らしい作りになっておりました。

 

正直前半はしっかり興奮はしたものの、予告以上のことは起こらずな感じでしたが、とにかく後半のお屋敷パートが素晴らしかったです。恐竜とお屋敷というモンスターパニックものとゴシックホラーの融合がクラシカルでありつつすごくフレッシュで、基本的に恐竜をほんとにオバケとして撮ってる感じもおもしろかったですし、とにかく演出がことごとく良いし、怖い!光の使い方や構図などはものすごくスピルバーグの恐怖演出を思い出したりして、この後半はすごくすごく好きでした。大興奮ですよ!!

 

 

あと、お話がこっちに行ったか~!と驚いたのはやっぱり後半の展開で、人間が作り出した生命体が革命を始めるという、ここ最近の大作リメイクシリーズにとても多い展開になっていったのも「今後どうなっちゃうんだこれ!」という意味でとてもおもしろかったです。「猿の惑星」のリブートシリーズや「ブレードランナー2049」、ドラマですが「ウエスト・ワールド」など、SF映画の最近の流行は確実にこっちに来てますねぇ。本当の意味でジュラシック「ワールド」になるとは。ブルーが最後主人公のもとを離れるあたりはとても「猿の惑星」感を感じましたね。

 

今後猿の惑星ばりの、恐竜の惑星化、真の意味でのジュラシックワールドになっていくと思うのでいっそのこと恐竜主演で人間どもを食い殺す続編が見たいぞ!なんて思いました。しかし、これ何人死人が出るんだろうか…。

 

さらなる続編に期待。前作の何倍もおもしろかったです。

 

━─━─━─━─━─

好き度: 80点

とても楽しかったです!

━─━─━─━─━─