【映画感想】「メイズ・ランナー 最期の迷宮」 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 

 

メイズ・ランナー 最期の迷宮

 

よくわからないが、景気はいい

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監督: ウェス・ボールさん

脚本: T・S・ノーリンさん

出演: ディラン・オブライエンさん、カヤ・スコデラーリオさん、トーマス・ブロディ=サングスターさん、他

原題: Maze Runner: The Death Cure

上映時間: 142分

あらすじ: 仲間を助けに行きます

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1と2を映画館で観たよしみで、3も観てきました。1は想像していたよりもすごくおもしろくて、2はまぁまぁな感じだったメイズランナーですが、3は、

 

よくわからないが、景気は良かったです(;´Д`)

 

映画.comのあらすじはこんな感じ。

ジェームズ・ダシュナー原作の同名小説を映画化し、難攻不落の巨大迷宮に挑む若者たちの運命を描いたサバイバルアクション「メイズ・ランナー」のシリーズ完結編となる第3作。巨大迷宮から脱出するために3年もの歳月を費やしたトーマスと仲間たちだったが、謎は深まるばかり。捕らわれた仲間ミンホを救い出すため、そして自分たちが閉じ込められた理由を突き止めるために、彼らは決死の覚悟で伝説の迷宮に逆侵入することを決意する。そんな彼らの前に、謎の組織「WCKD」が立ちはだかり……。キャストには同シリーズでブレイクしたディラン・オブライエンをはじめ、「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のカヤ・スコデラーリオ、「ラブ・アクチュアリー」のトーマス・ブロディ=サングスター、「アリタ バトル・エンジェル」のロサ・サラザールら、おなじみのメンバーが集結。前2作も手がけたウェス・ボール監督が引き続きメガホンをとる。

 

 

良かったのはアクションでした。どうやったら楽しく見えるかがとても工夫されてて、整合性よりも勢い重視なアクションはすごくよかったような。前半の電車アクションはまんま「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」と同じような内容でしたね(笑) というか最近、シリーズのしめを西部劇タッチにする映画、多いですね。

 

中盤以降は都市でのアクションになりますが、ここでのアクションもしっかり見やすさやなんといっても火薬が多目で、アクションシーンだけはとても楽しかったです。ただやっぱりメイズランナー1作目の設定のおもしろさから考えると、昨今のヤングアダルト小説のディストピアSFブームの中の、よくある1本感は否めないというか、なんだかシリーズを追うごとに既視感バリバリな映画になっちゃったなぁという残念さはありました。

 

 

お話は、正直おもしろくなくて(笑) そもそも1作目の迷路を作った理由とかあんま関係なくなっちゃってるし、血清を作りたいなら、ちゃんと説明してしかるべきお金を払うとかして血をあつめれば良かったのでは…というところに着地せざるを得ませんでした。つーかこの話、最初の最初に話し合いさえすれば解決していたのでは(笑) しかも最終的に血清がどうこうは関係のないところに着地するし、だとするともうこれはヒロインを救って町を爆破して新たな地で人類再スタートでめでたしめでたしだったのでは…このお話はなんだったんだ…なんて思ったりしましたが、まぁ想定内なところもあったので、まぁこんなもんでしょう!という結論!シリーズ全体的にまぁまぁでした!

 

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好き度: 50点

まぁこんなもんでしょう

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