劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!
鑑賞日: 2015年4月5日(日)
映画館: ユナイテッドシネマ豊洲
製作年/国: 2015年/日本
配給: 松竹メディア事業部
上映時間: 63分
監督: 坂本浩一
脚本: 小林雄次、中野貴雄
撮影監督: 高橋創
特殊撮影: 西岡正樹
アクションコーディネート: 岡野弘之
音楽(作・編曲): 小西貴雄
キャスト: 根岸拓哉、宇治清高、杉浦太陽、小宮有紗、大浦龍宇一、滝裕可里、加藤貴宏、草川拓弥、小池里奈、最上もが
あらすじ: 超強い敵を倒すため、時空を超えて平成ウルトラマンが集合します。
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好き度: ★★★★☆ 4.0/5.0点
キョンシー、巨大トマト、巨大カブトムシ
坂本浩一監督最新作、特撮ものはあまり映画館で観ないですが、タマフルで課題映画になったということでユナイテッドシネマ豊洲へ。もう公開されてけっこうたってるから朝の回しかなくなってまして…朝早起きして子供たちに囲まれて観てきました。ギンガってなんだ?っていうくらい前情報のない状態だったんですが、楽しかったですよ~!
平成ウルトラマン大集合
尺が60分なのでダイジェスト感あったり、もっと掘り下げてほしいところ、説明してほしいところはあったけど、お子ちゃまたちにはたぶんピッタリな尺だと思うし、だらだら会話描写加えるよりはこっちのほうがアクションを詰め込みまくってていいんじゃないかと思う。実際お子ちゃまたちの集中はギリギリな様子でした。
個人的に好きだったところがけっこうあって。中盤の、男と男が腕を繋がれて「お前らはチームワークがなっとらん!2人でひとつになって特訓せよ!」ってどこぞやのウルトラマンに言われ、脅されながら、瞬間こころ重ねる特訓描写とかとてもよかったですw 特訓時間短くて、ほんとにそれで瞬間心重なったかは微妙でしたが、腕を繋がれてやることが腕立て腹筋、走り込みに崖のぼりなど、肉体を使う文字通りの特訓で笑いつつも非常に好みなシークエンスでございました。
ウルトラマンにしごかれる若造ウルトラマン
あとは、クライマックス手前で敵がUPGメンバーに見せる悪夢描写。あまりにバカバカしいし、ゆる~いところなので(しかも急に)、ノイズになった人もいるかもしれないですが、このバカバカしさは僕はすげぇ好きでしたw 巨大トマトが襲ってくる、巨大カブトムシが襲ってくる、キョンシーが襲ってくる、というちょっと拍子抜けするアホなところなんですがこれが笑っちゃいました。キョンシーのところは女の子がしっかり足を出した衣装でけりを入れてて素晴らしかったですし、トマトに関してはトマトをやけ食いするところをスローモーションで映すという、何と言っていいのかわからないシーンで最高でした。笑った。
この人たちをUPGというらしい。特殊部隊とのこと。
あとは、クライマックスの平成ウルトラマン版死亡遊戯に大好物の『ここは俺に任せて先に行け!』描写を加えてた展開は最高でした。どのウルトラマンにも一応見せ場があってよかったんじゃないでしょうか。個人的にはティガとかダイナ世代なので、久々に見れてとてもなつかしい気持ちになりました。いよいよ僕ら20代前半が『おお、なつかしー』って思えるところまでウルトラマンが伝承されてるのかと思うと感慨深いものがあります。平成ウルトラマンだけでオールスター的な興行がうてるようになったのか…と。
坂本浩一作品にしてはもうちょいエロさがほしいけど、まぁこんなもんかな。あのお姫様の背景はもうちょい掘り下げてよかったかも。
テレビ版観てないからかもしれませんが、このお姫様はよくわかんなかったな
ウルトラマンアクションも想像以上に迫力あってよかったです。最近のウルトラマンぜんぜ観てなかったのでそういう意味でも『ほほ~今はこうなってるのか~』と楽しめました。まぁでもけっこう同じ構図で、同じようなアクションでちょっとだけ淡泊に感じなくもなかった気がします。
まぁでも、ハードル低かったっていうのもあるかもですが、個人的にはぜんぜん満足!楽しかったです。
ウルトラマンもフュージョンする時代なのですね。
この映画観た後に知ったんですが、僕の大好きな作曲家であり編曲家の小西貴雄さんが音楽をしてた!小西貴雄さんといえば、ハロプロ楽曲の編曲をけっこうやってて、モーニング娘。の「ふるさと」や「愛あらばIT’S ALL RIGHT」、松浦亜弥の「100回のキス」、Berryz工房の「21時までのシンデレラ」、後藤真希の「手を握って歩きたい」やあか組の「赤い日記帳」など、名編曲でおなじみ。音楽ぜんぜん意識してなかったなぁ…。。最後に小西楽曲で一番好きなの3曲くらい貼っときます。
おわり
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