皆さん、こんばんは。
相談員のTAROです。
ずいぶんとお久しぶりになってしまいましたが、お元気でお過ごしでしょうか?
インフルエンザにプラスして、感染性胃腸炎も流行りつつありますね。
昨年度ほどではないものの、9月頃より保育園や幼稚園で発症し、11月初旬には小学校でも発生しています。
高齢者福祉施設として、この感染症も心配の種ですよね。
標準予防策から施設での早期の対策を講じ、ご利用者の安心と安全を担保していかなければと思います。
さて、今日は僕の所属する東社協高齢者福祉施設部会 生活相談員研修委員会のブロック会http://s.ameblo.jp/taro-yorosiku/entry-11476794707.htmlのことを書こうと思い、PCに向かっています。
我が城東ブロック会では、毎年恒例で墨東(江戸川・江東・墨田区の3区)との合同ブロック会を開催しています。
この合同ブロック会では1年の節目として、豪華講師をお招きして行われるというのが恒例となっています。
「今年はどなたをお招きしよう」
迷っているところに僕の尊敬する相談員上がりの施設長であります、特別養護老人ホーム水元園の園長からご紹介が…。
『藤原瑠美』さんにお願いしては…と。
藤原さん??
僕も存じなかったのですが、藤原さんはスウェーデンの高齢者ケアの研究を続けているお方だとか…。
【藤原瑠美さんプロフィール】
福祉勉強会ホスピタリティー☆プラネット主宰。
国際医療福祉大学大学院博士課程・医療福祉ジャーナリズム分野在学中。
1947年東京生まれ。
1968年清泉女子大学英文別科卒業後、銀座和光入社。
宣伝企画部副部長、婦人用品部部長等を務めたのち、2000年の大晦日に退社。
在職中1990年より2000年10月まで認知症の母の在宅介護を経験して、自宅で看取る。
2005年よりスウェーデン、エスロブ市の高齢者ケアの弁場で定点観測を続けて現在に至る。
著書としては…
『ニルスの国の高齢者ケア エーデル改革からの15年後のスウェーデン』
『残り火のいのち 在宅介護の11年の記録』
『ポケママからの贈り物-働きながらの在宅介護五年半の記録』
のある方です。
相談員研修委員会の城東・墨東ブロック会での研修を快く受けてくださったのです。。。
そして、先日藤原さんとの打ち合わせに行ってきましたよ。
場所は、青山の246カフェ♪
青山なんて、いつ以来だろうか。。。
お会いしてみての印象は…
「とても上品で、人当たりの良い方…」
という感じでした。
なんというか、話しに引き込まれるというか…。
ブロック会の打ち合わせ以外にも、日本の高齢者介護や介護保険事情に関してさまざまなやりとりをさせてもらいました。
今の日本に足りないもの…
やっぱり、場当たり的な対応なのかもしれませんね。
その場の処置は大切な部分もありますが、根本的に福祉や介護のイメージを変えていくことも大切ですよね。
幼少期から介護や福祉に関する授業を義務化するとか…。
今の日本では、高齢者福祉施設への職場体験などは存在しますが、それも一時的なもの。
子供のころから『週単位』で学び、もっと高齢者福祉や介護を身近に感じてもらいたいな。
スウェーデンでも20~30年かけて福祉や介護を身近なものへと変えていったとのことです。
ブロック会での研修会では…
『スウェーデンでの高齢者ケアの基本から日本の特養ホームや相談員に求める事』
などを題材に、現場に持ち帰れる内容でお話しをして下さいます。。。
今から楽しみ
参加してくれる相談員の皆さん
楽しみにしていてくださいね
※藤原さんから著書のプレゼントもありましたよ~。
当日はこれらの著書の販売も予定しています。
僕も読んでみましたが(まだ途中ですが…)、とってもためになる内容ですよ。。。
ぜひぜひお買い求めくださいね。