ワールドカップ出場を逃して
GWが明けました。
5月病発症してますか?気合い入れて仕事してますか?
別に何の変りもありませんか?
僕はと言えば、GWなど関係なく、ワールドカップ出場を逃した僕らの日本代表のことで、ずっとモヤモヤしております。
今回の試合の戦術や選手選考に関して一切何も言うことはありません。
その時のベストを尽くしたのは間違いないし、日々切磋琢磨してる仲間達が出した結果をもちろん受け入れます。
ピッチで出した結果も、そこにすら立てなかったことも、怪我をしてしまうのも、全て自分の、自分達の実力。
強いチームってどんなチームかと考えた時に、
タフで競争力のあるチームだと思ってます。
試合をたくさんしていれば勝つことも負けることもあるのが、選手としてのキャリアだし、
それでも毎日全力で練習に取り組み、試合に臨み、良いパフォーマンスを発揮出来なければ、
ポジションを奪われ、それでもぶれずにチャンスを伺い、またチーム内の競争に勝ち、
試合ではチームの勝利に貢献する為に全力を尽くす。
それを継続的に何年も続ける。
これがタフで競争力のある選手、チームだと思うけれども、
当たり前じゃんて思うかも知れないけど、
じゃあ今の日本のフットサル界は、日本のフットサル選手の置かれている状況は、
そんなタフで競争力のある環境なのかというと…そりゃ違うよなって思うわけです。
フットサル日本代表がワールドカップ出場をかけて戦っていたとどれだけの人が知っていたのか?
そんな選手達が戦っているFリーグをどれだけの人が観に来ているのか?
あの舞台に立ちたいと思う若者が何人いるのか?
そういう視点で考えると、選手をタフにするプレッシャーがまだまだ足りていなくて、
以前フォルランが日本に来た時に
「ファンからのプレッシャーが少ないなら、自分でプレッシャーをかけなければならない」
って言ってたけど、そこまで自分自身に厳しく出来る選手がどれだけいるのか…。
多くの人の目にさらされるプレッシャーやストレスが自分を律することに繋がるし、
責任や自覚も持てるようになって来るんじゃないかと考えます。
そんな舞台に立ちたいんだ!
って思う選手が増えれば、単純に人数が増えれば、競争は激化すると思います。
今関わっている母校のサッカー部は1学年50人。
3学年で150人。スタメンで出られるのは11人。
レベルやカテゴリーはいったん置いといて…それだけの競争がフットサルにはまだない。
Fリーグは目指すべき舞台なのか?
そもそも存在を知られているのか?
そんな疑問も踏まえた上で、これだけ様々な選択肢があるこの世の中で、
あえてフットサルを選んでもらう。
フットサルという競技も一丸となって、他の競技や趣味、遊び、芸術という選択肢の競争を勝ち抜かなきゃならいんじゃないかなぁ?
群馬のチームでプレーさせてもらって、やっぱりFリーグもフットサル日本代表も荒牧太郎なんてもちろん知られちゃいない。
けどだからこそ、そこに入って行って、プレーでも活動でもトークでも、
競技フットサルを、Fリーグを、フットサル日本代表を知ってもらって、
面白いじゃん!応援させてよ!オレもやってみよう!そう思わせるしかないと思い、日々活動してます。
幸い今やらせてもらってる活動のほとんどがフットサル関係で、サッカー関係で、
それで少しでもフットサルの素晴らしさとか、面白さとか、そこで出会う仲間とか、
そういうのが広まって、フットサルの社会的価値を上げることに貢献出来たらななんて思っております。
だからやっぱり今はフットサルを背負ってどんどん外に出て行って、
フットサルの普及活動、広報活動をみんなで1つになって取り組んでいかないと!
そんな風に思います。
やったろー!
おしまい