第17節 ボアルース長野vsバサジィ大分
今回のアウェイゲームは、COVID19の濃厚接触者となり、帯同することは出来ませんでした。
自分自身は至って健康で、検査結果も陰性。
残留争いの直接のライバルとのアウェイゲームに良い準備が出来ている感覚があっただけに、
遠征に参加出来ないことは非常に残念で仕方がありませんでした。
ただCOVID19に感染した人が悪ではないし、
自分の所属するリーグのルールに従って、感染拡大のリスクを抑える為の判断なので、
従う以外にはありません。
サッカーのワールドカップなどを見るとCOVID19への対応の仕方の違いを感じますが、
それもやはり選手である以上試合をする上ではどうすることも出来ません。
もっと大変な想いをしている人がいた、もしくはいることも当然忘れてはいけませんよね。
またこういうことすら自分自身の選手人生だと受け入れる覚悟も出来ているつもりです。
全て順調に行くなんて思ってないし、そんな今までじゃもちろんなかったですし。
でも逆に言えば、今まで自分で出来うること全てに全力で取り組んで来たつもりです。
練習や試合でのプレーはもちろん、コンディショニングもそうですし、
チーム内での行動や発言も全て。
口や言葉より行動が全てという考えが自分自身のベースにありますが、
選手ミーティングを催したり、何だかんだと。
勝利に少しでも近づくなら、後悔が少しでも少ないならと何事もやって来たつもりですが、
自分の力だけではどうしようもないこと、コントロール出来ないことがあることも、
少しは理解して来たと思います。意外と簡単ではないんですけどね。
ストーリー的にはメッシがワールドカップを獲るのが完璧ですが、果たしてどうなるのか。
メッシ以外の全ての選手にもストーリーがあって、みんな自分が主役の人生を生きてますしね。
僕にも大事なストーリーがあるし、他のみんなにもあることも分かってます。
これからどうなるのか、今シーズンも来シーズンのことだって何も分かりません。
ただこのアウェイゲームの結果で何も決まらないのだけは事実です。
勝っても残留は決まらないし、負けても引き分けても決まらない。
自力での残留が出来るか出来ないかだけです。
今までもこれからも僕ら選手が出来るのは、毎日最高の練習をする為に良い心身のコンディションを準備すること。
練習で全て出し尽くすこと。それを日々継続することだけです。
とここまでを実は遠征に帯同出来ないと決まった段階で書いていました。
やっぱりプレーすること自体が大好きだし、
どんな試合だってプレーしたいものです。
結果は見事3‐5で勝利。
内容はもちろん改善の余地があるし、狙った通りの試合展開では決してなかったと思うけど、
それでもこういう試合で勝ち点3を掴んだことは、チームにとって非常に大きいのは間違いありません。
体調は変わらず良いですし、今日の検査結果も陰性。
来週の試合に向けて、チームの勝利に貢献出来る様に、練習から全力で取り組みます。
今日の試合で勝ちはしましたが、残留が決まったわけではないし、
勝ち点差もたったの1。
むしろこれからは自分達の結果次第で残留も入替戦行きも決められる状況です。
今までももちろんそうだったんだけれども、これからより一層選手一人ひとりの生活や態度、
練習への取り組み方、チームへの帰属意識や責任感などが問われる様になっていくと思います。
残り試合も少なくなってきましたが、こういう緊張感のある今を存分に満喫します。
そういう姿勢の方が良い状態で日々過ごせる気がしますよね。
やったろー!
おしまい