第11節 バルドラール浦安vsフウガドールすみだ(延期分)
延期となっていた第11節アウェイでのバルドラール浦安戦は、
セットプレーから失点を重ね、3−1とリードを許す展開で終盤を迎えましたが、
パワープレーから何とか2点を返し、同点で試合終了となりました。
順位争いをしている相手が続く中で、なかなか勝点3を奪えない状況が続いていますが、
最後に追い付けたことをポジティブに捉えて、
週末のホームゲームに繋げなければなりません。
この試合では前節の大分戦よりは、アグレッシブな姿勢を攻守で示たと思います。
出来れば相手に関係なく最低限その姿勢を毎試合出せるようになりたいですが、
そこが自分達の伸び代だと思っています。
しかしそれでもセットプレーから失点してしまうというのがフットボールの不思議な部分。
おそらくですが、2失点とも相手の分析の結果であって狙い通りだったと思います。
自分達が警戒していたモノとは違うモノで失点しましたし、
どちらも良いタイミングと精度で上手く生かされた印象です。
この試合は内容としてはかなり拮抗したもので、
お互いの時間帯が交互に来ている様に感じていました。
試合とはまさにそういうもので、自分達の時間帯でそれを得点に繋げられるかどうか。
そこがまさに強いチーム、勝つチームとの証だと思います。
相手の良さは組織的で強度が高く、粘り強い守備で出来るだけ封じ込める。
攻撃では相手のどこを突くか、何が有効か、出来るだけ早く見極め、
そこへ高い強度で侵入し、強引な攻撃を仕掛け続ける。
更にはその攻守の切れ目のないチームの連動や意識、強度…。
最近はそこを徐々にではありますが、共有出来つつあると思います。
それをチーム全体で持てるか、更に継続し、精度や強度を高め続けられるか。
そこが勝負だし、挑戦だし、楽しみな部分です。
延期されていた試合が水曜日に入ったこともあり、
連戦になり、シーズン終盤の疲労やストレスも溜まっているものです。
しかし選手はやはり試合をしてなんぼ。
更に強力な対戦相手と、同じ船に乗った仲間と苦しみながら勝利を目指す、競い合う。
そういう生活はやはり充実していると思います。
残念ながら今シーズンのレギュレーションはプレーオフがありません。
リーグ戦の醍醐味である優勝争いやプレーオフ争い、降格争いが少なくなっています。
観ている人は物足りなさは感じている部分もあるかもしれません。
しかし選手が毎試合勝利を全力で目指し、全力で準備をし、
40分どちらに勝敗が転ぶか分からないこの試合の様な試合を増やせれば、
観ている人にも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。
その為にもまだまだ自分達がレベルアップすべき部分、精度を上げるべき部分は多く残されています。
残りの試合も全力で勝利を目指し、準備をし、観ている人に何か感じてもらえる様に全員で取り組みます。
やったろー!
おしまい