第17節 フウガドールすみだvsエスポラーダ北海道
ホームで行われたエスポラーダ北海道戦は、
9−0で勝利することが出来ました。
勝てない試合が続き苦しい状況の中、
ホームに帰って来ることが出来、それを結果に繋げられてホッとしています。
この試合では早い時間に先制することが出来、有利に試合を進めることが出来ました。
そこで試合中ずっと心がけていたのがプレー強度を落とさないこと。
守備面で言えば、ボールホルダーへのプレスの距離や、
カバーリングや逆アラの選手のポジショニング、セカンドボールを予測したポジショニング。
攻撃面で言えば相手の背後を取る動きやフリーランニング、
シュート意識や高い位置へのサポートと継続したプレスとボール奪取。
点差が開けば無意識のうちにプレー強度が落ち、
自ら相手に主導権を渡してしまいがちです。
勝てない試合が続いた時はプレー強度を保てなかったり、
無意識のうちに主導権を渡してしまったり、
そういう時間帯を試合中に感じていたので、
この試合では絶対にそういう時間帯を作りたくなかったです。
この試合ではそういう意識が結果に繋がり、
危ない場面もありましたが0失点、9得点に繋がったと思います。
この試合では28番佐藤選手のゴールや7番田口選手のデビューなど
分かりやすい話題もありますが、はっきり言えばそれは一過性の話題でしかないです。
チームとして継続して結果を出し続けるには、
例えば2点目の21番鬼塚選手のゴールの場面。
常に練習中から意識し続けていたプレーの連続性と強度を保ったシーンや、
例えば3点目の36番中田選手のゴール場面。
カウンターで3人が走り、正しいポジショニングを取れていた結果生まれたゴール。
例えば4点目の18番渡井選手のゴール。
3−0で迎えた後半立ち上がり、僕ら最初の4人は決して良い入りを出来なかったです。
そこで相手が追加点を奪えていたらゲームは違った展開になったいた場面で、
渡井選手の正確な技術はもちろん、練習後いつもセットプレーのキッカーとして
練習を積み重ねている5番岡村選手の正確なパス。
勝利に必要なプレーを意識的に練習から取り組み、
それを試合中に発揮できた場面と言えると思います。
こういう練習と試合に繋がりが出て、結果に表れれば、
更に練習の意識や強度が上がり、それは試合でのハイパフォーマンスに繋がります。
再現性も高まり、プレーの幅も広がり、勝つ確率を上げられると思います。
そこに全員で気付き、残りの試合は減って来ましたが、練習の質を高く出来れば、
強いチームとしての習慣付けが徐々に出来てくると思います。
まずは自分自身がその意識を高く持って練習から取り組み、
次の試合に向けて良い準備をしていきます。
やったろー!
おしまい