第13節 名古屋オーシャンズvsフウガドールすみだ
アウェイで行われた名古屋オーシャンズ戦は、前半は0−0。
後半先制しますが、相手が開始したパワープレーですぐに失点。
その後追加点のチャンスはありましたが、得点出来ず、
1−1の引き分けに終わりました。
試合立ち上がりから一気に圧力を攻守両面でかけられ、
試合の序盤は防戦一方でした。
もし立ち上がりに失点していたら、一気に試合は崩れていたと思います。
そういう意味でハンドから与えたPKを止めてくれたのがとにかく大きかった。
その後徐々に相手の攻撃にも慣れ、ショートカウンターでチャンスを作ったり、
定位置攻撃で相手ゴールに迫る場面も徐々に増やすことが出来ました。
後半立ち上がりのキックオフ戦術でミスを犯し、
そこでも決定的なピンチになりましたが、相手のミスに助けられ、
先制点に繋げることが出来ました。
その後も決定的なピンチは少なく、それを受けて相手も残り7分半頃、
早めのパワープレーを仕掛けて来たんだと思います。
ただ相手の攻撃になれる前に失点。
そのまま試合終了を迎えるわけですが、
追加点のチャンスもあったので、そこで点を奪えていれば…と思います。
しかしそれをことごとく止めたのが相手のキーパー。
それも相手の実力ですし、自分達の実力でもあると思います。
勝敗を分ける様な判定があったのは事実だし、
その場にいて、それを見ていたし、相手、審判とも話をしました。
映像ももちろん見ました。
しかしそれはもう覆すことは出来ないし、
その後の処理というか対処も自分達の領域ではありません。
切り替えるとか水に流すつもりもないし、
あらゆる角度から事実確認をして、今後に繋げてくれると信じています。
また、もし違う判定だったら勝っていた!なんて言えるはずがありません。
勝負はそんなにシンプルではないので。
だからこそ今自分達がすべき事は自分達の改善点から目を背けず、
次の試合に向けて、コンディションはもちろん、戦術面でも改善し続けるしかありません。
この試合はFリーグ通算300試合出場となりました。
それをあるきっかけで知り、無理を言って星翔太にオーナメントを渡してもらいました。
アウェイにもかかわらずこの様な機会を設けてくれた名古屋オーシャンズの方々には感謝しかありません。
そもそもこういう試合が僕らを引き合わせるきっかけになること自体運命的というか、
タイミングが良すぎる話だし、お互いゴールを決めて痛み分けというのも何とも面白いなと思います。
引退を表明している翔太との対戦はFリーグでは最後になったわけですが、
彼の攻守における貢献、戦術的引き出しの多さ、細かいステップでのオフザボールの駆け引き、
フィジカルコンタクトを厭わない身体や強さ、スプリントの多さや様々なプレー強度など、
マッチアップしているからこそ感じられるものは、たくさんあるし、
もっと多くの人に知ってもらいたいと思う部分です。
いや、しかし本当に不思議な関係だし、巡り合わせだと思います。
感傷に浸る間もなくすぐに次の試合はやって来ます。
この試合は勝てたのに勝ちを逃したという想いが強く、
凄く悔しい想いが試合後に込み上げて来ていました。
それをぶつけるのは練習であり、試合。
今月来月は連戦ですが、そこで結果を出せる様みんなで次の試合に向けて準備します。
やったろー!
おしまい