第14節 ボアルース長野vsフウガドールすみだ
先週のバサジィ大分戦に続き、第14節もホームホワイトリング で行われました。
相手はフウガドールすみだ。
昨シーズン3位で実力はありながら、今シーズンは波に乗り切れていない印象の相手に対し、
何とか勝ち点を取るべく試合に挑みましたが、結果は2−3。
先制し、逆転され、再び同点にしましたが、その直後に突き放されてしまいました。
これが全て前半。
後半は高い緊張感の中20分が進み、同点、逆転のチャンスはあったと思いますが、
それを活かすことができずに、そのまま試合終了となりました。
40分の試合ではずっと自分達ペースで進むというのはどのチームであってもあり得ないと思います。
どんな試合でも自分達ペース、相手ペースの時間があって、
その時間をどれだけ長くするか、その時間帯に得点出来るか。
または戦術や戦略によってその時間を変えたり、コントロールしようとします。
それは単純にボール保持率には表れないもので、
なかなか目には見えないものだと思います。
この試合に関しては2−2の同点ゴールは自分達が用意していた形で生まれましたし、
他の試合に比べて攻撃面でも守備面でも相手に脅威を与える試合が出来たと思います。
しかし結果は敗戦。
獲得した勝ち点は0で、相手は3。
勝ち点3以上の結果はありませんから、相手にとっては苦しんだけど結果を出した。
こっちとしては喉から手が出る程欲しかった勝ち点を逃した。
そんな試合だったと思います。
F1での経験が極端に低く、更に勝った経験がほぼないチームにとっては、
経験に裏打ちされた試合中の判断が極端に欠けています。
どの場面で特に力を出すべきなのか、無理をせず耐えるべきなのか、
ミスからどう立ち直るべきか、どこにつけ込んで行くべきなのか…。
そういうものを導き出せず、がむしゃらに必死に無我夢中で戦い過ぎていて、
1つのプレーやミスに極端に一喜一憂する傾向があると思います。
表現が難しいですが、僕は全力を出したら負けというか、
試合中は余白があってなんぼだと思っています。
あらゆる状況も想定し、冷静な判断とプレー、状況の見極めなど、
手を抜いているとは違うし、必死で全力でプレーする中の余白。
その部分でこの試合ではチームの勝ち点獲得に貢献出来なかった悔しさがあります。
この日試合に限らず、今シーズンはずっとその悔しさや力のなさを様々な場面で感じさせられています。
ただ試合は続きますし、F1残留の為にレベルアップする時間と機会はまだあります。
やはり日頃の練習こそが試合で結果を出す為に最も重要なもので、
まだまだそこにコミットし切れず、迷い、力を発揮し切れていないと思うので、
また次の試合に向けて全力で練習に臨みます。
やったろー!
おしまい