姿勢 | 荒牧太郎オフィシャルブログ「全ては勝利のために」Powered by Ameba

姿勢

浦安時代髙橋健介さんが監督に就任して、チームに求める基本姿勢が示された。

 

「進化と深化」

 

ちなみに健介さんが示した様々なものは外に出さない様に言われてたけど、

 

もう時効だし、そもそも健介さんも皆さんもあんまりこのブログ読んでないからバレないでしょう…。

 

他にもあった中でこれが凄く心に残ってて、上手いこと言ったなぁって。

 

日本は道の文化があるけど、フットサル道、フットボール道があるとするなら、

 

進化と深化。その姿勢ですね。

 

求道すでに道である。ってね。宮沢賢治ですね。

 

 

ヘスス・カンデラスってフットサル界の名将が日本に来た時、

 

すかさず質問したのは、選手に求められる資質に、

 

向上心や探究心、競争心は不可欠だと思うんだけど、どう思う?ってこと。

 

その時は育成年代の指導に関する指導者講習の時間だったから、

 

「そうだな、だからそれを学校、家庭、そしてフットボールの現場で育むべきだな」と。

 

ちゃうちゃう!あなたが率いた世界のトップオブトップの選手の話が聞きたいのよと質問を重ねると、

 

彼が率いたトップ選手数名の名前を挙げて、

 

「彼らは既に世界のトップだったが、1回の練習でも課題を与えたら全力でそれに取り組んだ」と例を挙げて教えてくれた。

 

「あの選手が世界のトップに立って勝ちまくっててもその姿勢で練習に取り組むのかよ」と、

 

やっぱりなと思いつつ、これはまずいなとも思った。

 

 

 

名古屋の吉川智貴とは嫌われ者同盟を結んではいないんだけど、どうやらそれで、

 

結構お互いの想いや体験を共有して、「分かるー!」ってなってる。

 

それが結構支えになってたり、なってなかったり。

 

上を知っちゃったから負けたくないし、だから必死で練習するし、

 

でも1人だけで何とか出来るものでもないから仲間に求めちゃうけど怒り狂ってる様に見えるし、

 

いや、そもそもその姿勢でいいの?満足なの?って思ったり、

 

けど自分ももっと実力があれば、認めさせたり、勝利に導いたり出来るのに、

 

そんな自分にも悔しくて腹が立つし、なんだかなー!っていう感じ。

 

 

 

星翔太から聞いたけどブルーノ・メンデスじゃなくてガルシアは、

 

「直近負けたのはいつだ?」と「それにはこの前のリーグ戦の敗戦ではなく、今日の紅白戦だ」と答えろと。

 

それくらい全ての勝負にこだわれと、そういう姿勢を求めたと聞いた。

 

 

 

新天地では監督から求められるものが、刺激があって、これは進化&深化出来そうだと、凄く楽しみ。

 

もっと攻撃的になってくれ、もっと自分にコミットしてくれ、もっと自分にも周りにも厳しくなってくれ、

 

もっと要求してくれ…と。

 

それに練習中のミスもちゃんと見ててくれて指摘してくれるし、

 

コミュニケーションに関してもアドバイスをもらえてて、

 

ここで成長して、それを結果で示したいなと強く思う。

 

この年齢になったらもっとチーム全体をとか、声がけをとか、ベテランらしくとか、

 

抽象的なことを求められてもおかしくないし、そもそも指摘もしてもらえなくなって来るけど、

 

ガンガンされるし、監督の示すシステムの中でどうやって自分の力を最大限発揮できるか、

 

毎日考えて、試して、質問に行って…これって当たり前なんだけど当たり前じゃない。

 

ありがたい。

 

 

 

こういう想いで毎日毎日取り組んでるけど、

 

それが少しでも誰かに伝わったら嬉しいし、

 

自分だってまだまだだし、

 

勝ちたいし、

 

犠牲も当然払ってるし、

 

問題や課題もあるし、

 

上手くいかないし、

 

苦しいし、

 

けど最後に目標を達成できたら絶対自分達も周りの人も笑顔になるし、

 

だからもっともっとやろうよと。

 

覚悟持ってやろうよと、

 

ジュビロにいた頃ドゥンガが確かそんなこと言ってたな…。

 

 

 

おしまい