第2節 ヴォスクオーレ仙台vsシュライカー大阪
ホーム開幕戦カメイアリーナ(旧仙台市体育館)で行われたシュライカー大阪戦は、
前半0-2、後半立ち上がりに2失点で0-4。
長時間行ったパワープレーで3点返しますが、更に1点追加され、
3-5で終了。ホーム開幕戦で勝利をおさめることは出来ませんでした。
多くの方に会場に足を運んでもらったにも拘らず、勝てなかったことは非常に残念ですが、
まだ僕らは勝つ為に必要な力を備えていないということです。
課題にしている連続失点をこの試合でも喫してしまいましたし、
先制されたら負けが決定するわけでもないのに、そこから跳ね返すべく、
チーム全体のパワーみたいなものを表現できなかったのも課題だと思います。
個人的には先制点を与えるミスがありました。
ゲームを作る役割があるので、そのミスがチームに与えた影響は大きいと思います。
ただミスを恐れて安全なパスを出すだけでは、自分の役割を果たせているとは言えないので、
より判断、駆け引き、パスやキックの精度を上げるように普段から練習に励むしかありません。
フットボールは闘いで、相手も全力で勝利を掴みに来ます。
相手以上の気迫で勝利に対する飢えを表現しなければならないと思います。
それはもちろんプレーで、行動で、発言でです。
勝利に対する欲求、飢えがまずあるのかどうか。
それがあるとすれば、それをいかに表現できるようになるか。
そこがまだまだ相手を上回るレベルにないと思います。
それは単にパフォーマンスで行うものではなく、心の奥底から湧き出るものだと思います。
それは球際の争いに、パス1本の質に、ディフェンスの寄せに、次のプレーへの準備に、
日頃の行いに、何気ない行動や発言に表れるものです。
勝利を掴む。勝利し続ける。次のステージにチームを、クラブを押し上げる。
それにはもっと心の底から湧き出る欲求や飢えが必要な気がしています。
どれだけ細部にこだわれるか。追求し続けます。
この試合は東京ヴェルディの田村直也選手のTMFCのイベントで知り合ったみんなが、
試合観戦に来てくれて、このメンバーはエスコートキッズにも協力してくれました。
イベントではヘラヘラしている僕ですが、試合の時は少し違う表情を見せられたと思います。
勝利を届けたかったですが、フットボールはそんなに甘くないです。
ただこれをきっかけにサッカーだけでなく、フットサル、フットボール全体の魅力に気付いて、
心からフットボールを楽しんでもらえたら最高です。
まだリーグ戦は始まったばかり。
全員で協力して毎試合全力で勝利を掴みに行きます。
やったろー!
おしまい