第33節ヴォスクオーレ仙台vs湘南ベルマーレ&総括
2018-19年Fリーグ最終節の湘南ベルマーレ戦は、
前節のイエローカード2枚による退場で出場停止でした。
今シーズンはレッドカード、イエローカードの累積、イエローカード2枚での退場全てあり、
3試合も出場停止になってしまいました。
チームに迷惑をかけていますし、プレーしたくて仕方がないですが、
自分の修正点だとして受け止めています。
しかし、出場停止になり、客観的にチームを見て、そこにもまた気付きや学びがあるのも事実です。
湘南戦で見て感じたことをまた日々の練習の中で改善できるように尽力するのみです。
仙台に移籍して最初のシーズンが終わろうとしています。
残すは全日本選手権のみ。
最長でも5日間のまさに短期決戦です。
短期決戦だからこそ出来る限りの準備をして、短期決戦ならではの臨み方で、
全力で勝利を掴みに行きます。
その前に簡単にリーグを振り返ろうと思います。
まだ残り試合もありますし、現段階での簡単な振り返りにとどめます。
視点としては3つあると思います。
クラブとして、チームとして、そして個人としての振り返り。
ここではチームと個人のみの振り返りをしようと思います。
シーズン当初から思っていたのは、可能性があるチーム、かなり成長していけるチームということです。
その想いは今でも変わっていません。
まだまだ伸びる要素がありますし、その為の環境もクラブがどんどん整えてくれています。
後は選手が学びたい、レベルアップしたいとどれだけ思っているかが勝負ですし、
そこに正しい知識や練習などが加われば、当然時間は掛かるにせよ、もっと上位に行く力を身に付けられると思います。
僕自身新しいチームで全く知らない土地やチームメイトで最初から全てがはまっていたわけではありません。
選手の性格やプレーの特徴、監督やコーチのやり方なども見なければなりませんでしたし、
今でも全て掴んだというわけではありません。
しかし今になってもっと自分自身がしなければならないことが明確になっています。
今までは星翔太など長い時間を共有し、お互いの人間性や考え方、プレーの特徴など理解し合っている仲間とプレーしていて、
ピッチ上では目が合うだけで、少ないコミュニケーションだけでプレー出来ていました。
しかしここではまだそこまでの関係性が築けていませんし、
フットボールIQというか頭の部分が成長段階の選手ばかりです。
それを手助けする為に呼ばれているし、そこが自分の特徴だと思うので、
もっともっと様々なことを丁寧に伝えていく必要があったんだと、最近になってようやく確信しました。
教えてやるなんて全く思っていません。
僕自身良いプレーがしたくて、全ての試合に勝ちたくて、チームをクラブを良い方向に導きたいと思っています。
その為に必要なことがそれだと思っています。
ただ最終的にそれを受け入れるのは相手次第。
だからこそ全力で伝える努力をして、後は相手に任せる。
その全力で伝える努力をという部分にまだまだ改善の余地があると感じています。
僕の目的は勝つことであり、レベルアップし続けること。
そこにもっともっとこだわって、コミットして、やっていく必要があると強く感じています。
個人としては今年も怪我なく終えることが出来ました。
これがどれだけ幸運なことか、十分認識しています。
もちろんそこに時間もお金も労力もかけての結果だということも分かっています。
それでも更にパフォーマンスを上げる為にどうするべきか、
信頼できる仲間に相談し、今後の計画も立て始めています。
今までと違い、シーズン終盤にも拘らず、感覚的にはまだ道の途中という感じです。
それはクラブやチームの可能性をかなり感じているからだと思います。
もちろんオンとオフのバランスは非常に大事なので、休むべき時は休みますが、
その休み方さえも更に改善、工夫が出来る気がしています。
まだシーズンが終わったわけではないですが、今はこういう振り返りです。
カップ戦後に感じていることは違うかもしれません。
それでもヴォスクオーレ仙台に感じている期待感は変わらないと思います。
もっと練習や試合で切磋琢磨したい。
そういう想いがかなり強いです。
やったろー!
おしまい