11年目
6月になっていよいよFリーグの2017-18年シーズンが始まろうとしてる。
開幕から10周年の昨シーズンはシュライカー大阪の優勝で幕を閉じた。
名古屋オーシャンズ以外の優勝は史上初。
まさに歴史が変わったシーズンになった。
それを達成したのが自分達じゃなくて悔しい気持ちは強かったけど、
心からシュライカー大阪の偉業を祝うことが出来た。
それがどれだけ難しいことか分かってるつもりだし、
それに値するチームだったのは間違いないから。
そして何よりFリーグにとっても日本フットサル界にとってもポジティブなことだと感じたから。
以前からFリーグや日本フットサル界の強化・発展に貢献したいと書いてきたけど、
僕自身がその一部だと思ってるし、それが自分の競技人生の大きな目的だから。
11年目を迎えるFリーグだけど、これから更に10年積み重ねると考えると、
ここ2~3年どういう方向に進んでいくのか凄く重要だと思ってる。
10年間会社を成り立たせるのが難しいように、
リーグをクラブを10年間存続させるのは大変なことだと思う。
それが達成された今、次の10年は現状維持ではなく更に発展させなきゃならない。
「安定は停滞だ」って高校時代の恩師の言葉があるけど、
まさにその通りだと思ってて、より発展させようとしてこそ続いてきた10年だと思うし、
更に言えばアジアの他の国もフットサルに力を入れ始めて、
なかなかアジアで勝てなくなってきてる。
リーグでも外国籍の選手の活躍が目立つのも事実だし。
その2つを決してネガティブには捉えてなくて、むしろポジティブに捉えてる。
ブラジルやヨーロッパに行かなくても、ライバルはたくさんいるし、
日本の強化をアジアでも行える。
更に言えば、同じリーグでプレーする外国籍の選手は相当なレベルにある。
目の前に大きな壁があるのはポジティブなことでしょ。
まずはリーグに関わる全員で課題や問題意識を共有して、
全員でFリーグ、日本フットサル界の強化・発展の道筋を共有できれば、
間違いなく大きな成果をあげられると思う。
そういう可能性があると信じてるからもっとみんなを巻き込んで行かなきゃ!
おしまい