第23節 vs府中アスレティックFC
平日月曜日に行われたホームゲーム、府中アスレティックFC戦は、
前半セットプレーから先制し、フットサルでは凄く珍しいですが、
1-0のまま終了を迎え、勝ち点3をゲットすることができました。
プレーオフを直接争う府中との対戦で、
負ければ勝ち点差が8になってしまう状況での勝利は、
今後プレーオフ争いに加わることができる貴重な勝利になりました。
この試合のポイントは2つあったと思っています。
1つ目は、積極的な前からのプレスと、球際の争い、
そしてライン間のサポートと裏への飛び出しです。
どちらも常に僕らが意識するプレーではありますが、
府中との対戦では常に自分達のフットサルをどれだけ信じられているのか、
それを問われているような気になります。
前からのプレスと球際の争いは、継続して続けられれば非常に効果的ですが、
もし少しでも迷ったり、遅れたり、腰が引けてしまうとたちまち相手に有利な場面を差し出すことになります。
特に府中はピヴォ当てを主体とした攻撃と、フィジカルコンタクトを特徴にしているからです。
プレスは体力が落ちてくる後半にどうしてもその強度が落ちてしまいます。
体力が落ちるとまず頭が鈍り、良い判断のもと効果的なプレスがかからなくなり、
それに伴って更に走る距離が伸びて、余計に体力を消耗する悪循環に陥ります。
前半からもう少し効率よくプレスをかけられれば、体力の温存にもなりましたし、
得点チャンスも増やせたような気がします。
球際の争いも、自分達から進んで挑んでいたと思いますが、
それにはファールカウントも密接に関係しているので、
5ファールとなってしまった後半は少しそこを考慮した争いになったと思います。
ライン間のサポートと裏への飛び出しに関しても、
その両方が同時に行われている時は非常に効果的に効率よくシュートシーンを作れています。
ただこれも点差や時間、体力が落ちてくるとどちらかになってしまったり、
ライン間で受けるのが怖くなって、裏への単調な攻撃のみになってしまいました。
そうなると後半の様に相手の攻撃の時間が長くなってしまいます。
ボールを保持しながらゲームや体力、相手をコントロールできるのがベストですが、
それにはまず体力的な問題があるのかなという気がしています。
前半、その両方が上手く機能していた時は、相手のピヴォの選手が、
背後へ走る場面が増えて、逆に彼らの攻撃時の体力や積極性が削られていた気がします。
フットサルの場合攻守が密接に関わっているので、
細かな部分での努力や勇気、精度があらゆる面でボディブローの様に効果を発揮します。
しかし、自分達自身がそれを信じきれず、疎かにしたり、怖がると、
諸刃の剣となって自分達に返ってきます。
個人的にはこういう試合でゴールを奪いたいと強く思います。
セットプレーから先制点が生まれ、それも自分の大きな役割だと思いますが、
やはり自分自身のゴールでチームを更に楽にできたと思います。
後半開始直後、そのチャンスがあっただけに非常に悔やまれます。
ボールを奪うことに加えて、シュート、ゴールという仕事もこなせれば、
フットサルの醍醐味を一人占めしている様なことになるので、笑
そこにはこだわってやって行きたいです。
もっともっと個人の仕事を研ぎ澄ませて、自分のプレーのスケールを大きくしたいですね。
この試合は死闘で、非常に身も心も削られましたが、
日曜にはすぐアウェイゲームが待っています。
少しでもコンディションを戻して、チームの勝利に貢献できるようにします。
やったろー!
おしまい