第22節 vsヴォスクオーレ仙台 | 荒牧太郎オフィシャルブログ「全ては勝利のために」Powered by Ameba

第22節 vsヴォスクオーレ仙台

上位進出の為に勝ち点3を絶対に取りたかった仙台戦。

開始早々からチャンスはたくさんありましたが、

なかなか得点が取れず、逆に前半先制され、より難しい試合展開になってしまいました。

同点に追い付いたのは残り5分頃。その後も攻め続けパワープレーも試みましたが、

結局それ以上得点を奪えず勝ち点3を分け合う結果になりました。



選手の行きつく結論は勝っても負けても結局一緒です。

試合が終わった瞬間から次の試合を最高の状態で迎える為に心も身体も最高の準備をする。

その為に自分のできること、やるべきことをきちんとやり続ける。

それ以上の結論も、それ以下の結論も導き出すのは難しいです。

毎回同じことを繰り返し言っているように感じさせてしまうのは、

自分達の中でもそのループが起こっているからです。



この試合開始早々から決定的なチャンスがいくつもありました。

それを自分達が外してしまったり、キーパーのビッグセーブや相手の身体を張った粘り強いディフェンスで防がれ、

なかなかゴールネットを揺らせませんでした。

良い形でボールを回してゴールに迫るシーン、相手から奪ってカウンターで攻め込むシーン、

セットプレーからチャンスを作るシーン、パワープレーから生まれたシュートシーン…。

あらゆる形で攻撃をしましたが、奪った得点はたったの1点。

これで勝ち点3を得るのは相当難しいです。

あれだけチャンスがあって決まらなかったのは、運がなかった。

誰かのケチャップの例えじゃないですが、決まる時はミスキックでも決まるし、

決まらない時はとことん決まらない…。そういう日もあるものです…。



上手く行かない試合はあっても、イライラする様な展開の試合があったとしても、

本当に強いチームは勝ち点3を持って帰って、その上で反省し次に活かすものです。

苦しい展開でなかなかゴールが決まらなくても、それでも最後にはゴールをこじ開けて、

最終的に勝利に導いてしまうのが本当に良い選手。

それは誰もが分かっているスポーツ界の常識の様なものです。

じゃあその為に足りなかったことは何か。

チャンスのバリエーションをもっと増やさなければならない、

もっとゴール前に迫る回数を増やさなければならない、

シュートの精度を高めなければならない、

シュートの意識を高めなければならない…。

つまりもっともっと1回の練習の質を高めなければならない。



1回の練習の質を高める為には普段の食事や睡眠など生活の細かい部分にもこだわっていかなければならない。

身体の調子も整え続けなければならない。

そしてたまには心も身体もリフレッシュして、高まり過ぎた緊張感を開放して、

再びフットサルへの情熱を心にも身体にも確認させなきゃならない。



とかね、こんな感じでいつも書いている様に、結局はこういう結論に至ってしまうものです。

だから毎回つまらないブログになってしまうんですが。



昨日は埼玉スタジアムに浦和レッズ対サガン鳥栖の試合を観に行きました。

こちらも1-1の引き分けで試合終了直後はブーイングだったり、

選手が挨拶に行く頃にはでっかい声で応援されてたり、

選手も何て言うかもやもやした、自分の今の想いと同じ様な感情を抱えているなと感じてしまう様なそんな状態でした。

でもそこにはクラブとして積み重ねて来たパワーみたいなものがあったんです。

選手もスタッフもサポーターもスタジアムもみんなで想いを共有して、

目標達成に向けた想いが何とも言えない状態で渦巻いていた気がします。

何かそういうのが歴史なのかなって…感じましたね。



長くなりました。

次のアウェイアグレミーナ浜松戦に向けて戦いは始まっているんで、

しっかりみんなでまとまって出来うる最高の準備をします。

おしまい