慣れって怖い
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この写真はリーグ戦開幕前に、カタルーニャ州のカップ戦決勝で、
翔太が所属していたMarfilサンタコロマに負けた後のバルセロナの新キャプテン、
ジョルディ・トーラス選手です。
バルセロナと言えば昨シーズン獲れるタイトルは全て獲得して、
ヨーロッパでも一番になったチーム。
更にこのトーラスはスペイン代表にももちろん選ばれていて、
前に書いたブラジルのネット同様僕が大好きな選手のうちの一人です。
僕はこの写真を見て、これからバルセロナは、トーラスはもっともっと勝ち続けると確信しました。
シーズン開幕前の州のカップ戦で負けてこのリアクションです。
これから長いリーグ戦、国王杯、ワールドカップ、プレーオフなどなど、
バルセロナにはトーラスにはまだまだ試合がたっくさん残っています。
でも、このリアクションです。僕の言いたいこと分かりますか?
僕がなりたい選手像、それは出来るだけ長くシーズンを戦っているような選手。
つまりはどんな試合にも勝ち続けて、どんな大会でも最後まで戦っているような選手。
トーラスは、そんな選手のうちの一人です。
でもこのリアクション。
それだけ悔しかったから。そうなんです。負けてこれだけ悔しいんです。
試合を嫌という程たっくさんして勝つ試合も負ける試合もあって、
変な言い方をすれば試合をすることに慣れてる。
全力で戦った者同士、勝敗がどっちに転ぶのか分かりません。
そういう試合、戦いを今までも本当にたくさん経験していたトーラスがこの悔しがり方。
「次は絶対負けたくない!絶対勝つんだ!」
そういう思いを僕は感じました。
じゃあ僕らはどうなのか?
毎日毎日フットサルの練習をすることに慣れ、毎週末試合をすることに慣れ、
試合に出て当たり前になり、試合を一生懸命やってるかのようになって、
勝つ時もあれば負ける時もあるということにまで慣れる。
僕はそうなったら終わりだと思います。
常に全力以上のものを練習で出し、試合ではそれ以上の力を出そうとする。
勝ったら最高に嬉しくて、負けたら悔しくてたまらない!
そういう勝負を常に続けているからこそレベルアップが出来る。
試合に勝つことができる。
僕はそう信じてます。
一番怖いのは今の環境に慣れてしまって、
「一生懸命やってる」ことに慣れてしまうこと。
一生懸命ってそんなに簡単に出せるものじゃない。
本当に1回の練習、その中のワンプレーに全神経を集中しないとそういう力は出ない。
しかもそれは誰かに出させてもらうんじゃなくて、自分から出し切るもの。
そういうことをしっかり認識して、このプレシーズンで、
もっともっと個人としてもチームとしても力を付けてリーグに臨もう!
明日もやるぞ!