Barcelona
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今スペインではバルセロナ旋風が巻き起こってる!と思う!
サッカーはご存知の通り、リーガの優勝も決まりそうだし、
チャンピオンズリーグも決勝進出。ここ数年ずっと質の高いサッカーで結果を出してる。
それはまぁ当たり前というか、皆さん知ってるからいいとして…。
実はバルセロナのフットサルチームも結果を出してる!
これからプレーオフがあるけど、リーグの優勝はバルセロナだし、
昨日のコパ・デル・レイ決勝でインテル・モビスタに勝って優勝。
調べてないけど、バルセロナのハンドボールやバスケットのチームも強いのかな…。
サッカーでもフットサルでもバルセロナのスタイルを見ているといろいろ感じることがある。
まずは基本になるサッカーやフットサルの個人戦術が、
当たり前だけどみんなしっかりしているなぁと思う。
当たり前のことを当たり前にやる力と言えばいいのかな…。
そういう個人戦術をしっかり持った選手が何人いるかは、
そのチームのレベルを表すと思う。
個人戦術があって、グループ戦術、チーム戦術が成り立つから、
個人戦術の段階で1対1に負けてしまうと、チームとして機能しなくなる部分がある。
けど質の高い選手を集めてるからと言えばそれまでだけど、
サッカーもフットサルも優勝争いするチームは、
個人戦術に優れた選手が多い。
で、更にそれに加えて本当に優勝するかしないかのチームには、
個のポテンシャルでどうにかしてしまう選手がいる!
1人で相手のプレッシャーを回避出来たり、一本のパスでゴールをアシストしたり、
ドリブルやカウンターで1人で得点してしまったり、
明らかに崩されていても、その人がいるからゴールが決まらなかったとか、
決定的なシュートを何本も止めてしまうとか…。
そういうのは、完全に個のポテンシャルに寄るものだと思う。
試合のハイライトを見ていても、
「うわぁそれ決めちゃうんだ!」とか、
「これはこの選手だから出来ることだ」とか、
そういう風に感じることって正直言ってある。
一番分かりやすいのはサッカーのメッシじゃないかな?
メッシだから出来る、メッシだから決められる…そういう場面たくさんありますよね?
フットサルでもやっぱりそういう場面てあります。
2部のチームでも個のポテンシャルを持った選手ってたくさんいます。
そして厄介なのが、良い選手であればある程、
それがチーム戦術の上に乗っかって、その上で成り立ってるってこと。
つまり調和してるというか、チームの戦術の中で、
その個人のポテンシャルが活かされてる。
例えば、フットサルなのにサッカーのフォワードみたいに
前線に残ってカウンターで得点を決めるとか、
守備が免除されているとか、そういうのとは全く違って…。
当たり前のように守備もこなすし、めちゃくちゃ走るし、
そして、個のポテンシャルも発揮するっていうこと!
ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、
こっちで個人戦術、グループ戦術、チーム戦術を学んだり、
感じたり、その中で調和したりってことがもちろん大事なんだけど、
「自分の個性って何だ?」「持ち味って何だ?」ってことをめちゃくちゃ考えてます。
他の人との違いが生み出せないなら、必要のない選手だし、
選手としての価値もないと思う。
もちろん自分の持ち味とかは分かってますが、
実はこれも持ち味だとか、ここをもっと強調してプレーすべきだとか、
何かいろいろ考えてて、時間がいくらあっても足りないです。
こりゃまた翔太と話さなきゃダメだな!笑
おしまい