7月で15歳になるはずだったソラ
ともに過ごしたのは
14年6ヶ月と7日
いつもの朝
おはようのチューして
家事を済ませたあと
お気に入りのソファーで寝てるソラをいつものように撫でた
なんか変
おかしい
笑っているようなかわいい寝顔
いつもの体制
まんまるな体のままで
亡くなっていました
突然に
まだやわらかくて温かい
事態が飲み込めず
思考が停止
抱っこしようとしたら
ぐにゃりと何の抵抗もない身体
亡くなったばかりのようでした
その日の朝まで
いつもと同じ
夜も私の布団の上の足元で寝て
明け方にはトイレでウンチも普通にしてた
朝ごはん食べて
ソファーに戻り眠っていた
苦しんだ様子はないけど
何があったんだろう
どこも痛くなかった?
辛いことなかった?
同じ家の中にいたのに
その時ひとりにしてしまった
ひとりで逝かせてしまった
ごめんね
ソラ
うちに来て
幸せだった?
病院行くのが一番多くてイヤだったよね
こんなことなら
尿疾患だからと
あまりあげなかった
焼きかつおをもっとあげればよかった
魚の缶詰ももっと食べさせてあげたらよかった
あれも
これも
もっともっとしてあげればよかった
最近は失明した太郎を優先してしまって
この1週間は後悔ばかり
ただ
ありがたいことに
他のにゃんたちが
「おやつちょーだい」
「おトイレしたよーー」
「ままあそぼー」
と私にやるべき仕事を与えてくれる
ソラは
いつもの場所で
私の動く音を聞きながら
みんなの気配を感じながら
いつもの寝方で
いつもの優しい顔のままで
旅立ったんだね
私はすごく幸せだったよ
かわいくて優しくて臆病なソラ
大好きなソラ
でもさ
あまりにも急すぎるよ
虹の橋の受付についたかな
ぼくのおなまえは
かわいくてやさしくておりこうなソラです
ってちゃんと言えたかな
私がいつもそう呼んでたでしょ
このあとは亡くなったソラの写真があります
ソラちゃんありがとう
またね