抗うつ薬を悪とするのは、多くの人の不安を煽る【動画アリ】 | 鬱で陽キャでアホなのよ!

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50代♀のウツ病日記。
パニック・解離性障害(昏迷・健忘・運動障害)・PTSDあり。

子供3人、孫1人ですが
会えません。
彼(奴)は軽い鬱&アルコール依存症
奴とのバカエピソードもアリ!笑        Byほし

抗うつ薬を危険なものだと言う人が

中にはいます。


抗うつ薬では治らない。


確かに

薬だけで鬱は治るものではなく

助けとして薬も併せて使うという事を

知らなくてはいけません。


心理療法なども使い

規則正しい生活や

良質の睡眠を取る努力が必要です。


治そうとしなければ

治るものも治らないのは

当然です。


でも抗うつ薬は治すものではないから

飲むな!

危険な副作用がある。

離脱症状が起きる。


等と、当事者でもない人が

極端な事を発信する。


そうすると

抗うつ薬を現在飲んでる人や

抗うつ薬を飲み始めた人は

不安になる。



抗うつ薬に救われた人もいます。


副作用がきつい人も

離脱症状がきつい人も中には居るでしょう。


抗うつ薬は危険!

と、その話を信じて

急にやめてしまう人もいるかもしれない。


抗うつ薬を突然中止すると

脳内のホルモンバランスが

一気に崩れる。

当然です。


一気に鬱に逆戻りし

最悪の場合、死を選択してしまう人がいるかもしれない。


追い詰められる人がいる。


その責任は取れるのか?


苦しくて

死にたくて

消えたいと思ってる患者が

なんとか救いを求めて

精神科に行く。


抗うつ薬や抗不安薬

睡眠薬を出され

やっと眠る事ができる。


もちろん、医師によっては

抗うつ薬を使わない医師もいる。


生活改善や抗不安薬

漢方薬

心理療法などで治していく。

時には高額なTMS治療。


でも、突然抗うつ薬を止めるのは

大変危険です。


それを言わずに

ただ否定だけする人

飲むな!と言う人


やめて頂きたい。


とても危険な事です。




減薬、断薬の離脱症状


イライラ、吐き気、焦燥感

倦怠感

めまい、耳鳴り


不眠、不安、頭痛


抗うつ薬の種類によっては

シャンピリ感



(シャンピリ感以外は鬱の症状でもよく起こります!)


抗うつ薬に依存性はありません。



離脱症状について


一般的には2週間を超えて離脱症状が続くことは非常にまれです。


多くの場合、少しずつ減薬していけば、離脱症状を小さくして慣れていくことができます。


例えば1/4錠など、ごく少量減薬しても調子を崩してしまう場合は、本人の要因も考えていく必要があります。



本質的に鬱が治っていない事が原因の事もあります。





抗うつ薬の誤解 


抗うつ薬がなくても治せる

という風に発信すればいいし

抗うつ薬をやめるには

医師と相談しつつ

徐々に減薬していく必要がある。


その事を書かずにただ煽る。


当事者は苦しんでます。


その当事者に寄り添わず

薬の害だけを取り上げ

否定する。


自己判断で中止して

離脱症状が起き

状態が悪化。


そして再発リスクも上がる。


抗うつ薬は効く人もいれば

効かない人もいる。


それは皆知ってる事ではないのかな?


でも

少しでも状態を元に戻したいと

抗うつ薬を使う。


眠れないから眠剤を使う。


どんな薬も副作用がある。

その中には危険な副作用もある。


コロナワクチンも

打って、中には亡くなった人もいました。


なのに打つ事を選択した人

なぜ??


メリットとデメリットを比べ

メリットを選んだからでしょう?


リスクがあるとわかっていても

多くの人がワクチン接種した。



他のワクチン接種も同様

重大なリスクが発生する事も有り得ます。


でも効果があるならと

打つ。


副作用ばかりを捉えていては

麻酔もできやしない。


痛み止めも飲めない。


線維筋痛症の人は

かなりの痛みが出る。

メンタルブログの中でも

そんな人が多いです。


かなりの痛みを抑えるには

リスクはあれど、強い痛み止めを

使わざるを得ない。


それを他人が

痛みもわからず

体に悪いから痛み止めを飲むな!

危険だ!


なんて言えるでしょうか?


不安を煽るだけでは

その当事者は益々不安になり

症状も悪化しかねない。

そして、その痛みに耐えろ!

というのは

いくらなんでも酷な様に思います。


殺してくれ!

というほどの痛みを知らず

生きて来た人は

それくらい我慢しろと言ってのけるでしょうが

普通の痛み止めで効かないような痛み。


子宮内膜症もそうです。


毎月、救急車を呼びたいほどの

痛みがありました。


抗うつ薬を飲む

飲まないは

当事者が決めることです。


飲みたくなければ

医師に伝え

漢方薬を処方してもらう事もできます。


なかなか効きませんが。


抗うつ薬で重篤な副作用が出る人も

抗うつ薬は使えません。

抗不安薬や漢方薬で対処します。


抗うつ薬の離脱症状も

自己判断でやめた人が

酷い離脱症状を経験する。


そんな人が離脱症状は怖いと発信する。


一気に止めると

離脱症状もかなりきついでしょう。

だから医師と相談しつつ

徐々に減薬し

離脱症状が出たら

その時に別の精神薬が必要になる。


アルコール依存でも

アルコールを断つと

かなりの離脱症状が出るため

私が飲んでる頓服のセルシン等を

1日3回飲まなければならなくなる。


毎日多く飲み続ける事が

望ましくない薬です。


副作用も勿論あります。

麻酔前の緊張を取る時に使われる薬です。


一定量を超えると

追加はできない。

1日量が限られています。


抗うつ薬を止めると

そういう薬を飲まないといけなくなる。


肝障害、腎障害

意識の低下を起こしたり

色んな副作用が起きます。


簡単に他人事だから

抗うつ薬を飲むと危険!


なんて言えるんでしょう。


抗うつ薬を飲んで寛解した人もいるんです。


救われてる人もいるんです。


その当事者を否定することにもなります。


発信する人は

当事者の身になり

注意事項も示した上で

適切な言葉を選んで


当事者に配慮してもらいたいものだなぁと

思います。


ただただ不安を煽るのは

あまりにも

当事者に寄り添いがないように思います。


精神科医も

抗うつ薬で治るとは言いません。


まともな精神科医がまず言うのは

休んでください。

よく寝てください。

しっかり食事を取ってください。


そういう内容です。


だから、仕事をしばらく休んで

休養を取ってください

という流れになるのです。


抗うつ薬だけで治るなら

休養も要らないでしょう。


しかし、足りない物質を補う事で

改善される事が多いからこそ

抗うつ薬が使われる。


抗うつ薬を否定する人が

居てもいいとは

思いますが


当事者に寄り添うことを

常に忘れないでいて欲しいと

願います。



薬に頼ることがダメと言う考えの人ならば

全ての薬を自ら使わないようにすれば?

と。

歯医者に行っても麻酔無しで

手術も麻酔を使わず


どんな痛みがあれど

痛み止めを使わず

熱が40度を超えたとしても

解熱剤も使わず


そんな生活を自ずから

やってみて下さい。


持病がある人も

薬は副作用があるから

全部やめてみてください。


抗うつ薬を飲むな!

と言うならば・・・ね。



好きで精神薬を飲んでる人はいません。

飲まなくていいようになることを

望んでいます。



そういう患者の不安を

むやみに煽って

正義だと思ってる人


それは自分の中だけの正義です。


寄り添いのない

上から目線の押し付けでしかない。


悪い面ばかりの情報を探し

集め

当事者の不安を煽る


そんな事をするって

余程暇なのね。


と私は思います。



私も認知行動療法も含め

生活改善して

抗うつ薬にも救われながら

以前よりはずっと楽に生きられてます。


薬も減らしたいです。


治したいです。


そういう思いを持ちながら

薬にも助けられている。



自ら、薬に助けられた事は

あるのか、ないのか

考えてみるといいでしょう。


どんな薬にも副作用はあります。


出来れば飲みたくないのは

鬱病患者も同じ気持ちだということも

知ってください。