”生活保護受給者への偏見。私が思うこと!”② | 鬱で陽キャでアホなのよ!

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50代♀のウツ病日記。
パニック・解離性障害(昏迷・健忘・運動障害)・PTSDあり。

子供3人、孫1人ですが
会えません。
彼(奴)は軽い鬱&アルコール依存症
奴とのバカエピソードもアリ!笑        Byほし

前回、⤴︎︎︎で
生活保護受給者が偏見により
誤解されてる事を書きました

読んでない方は
是非読んで頂けたらと思います。



他にも知られていない事を
伝えたいと思います。

障害年金を貰っている人
老齢年金を貰っている人は

生活保護費から
その年金支給額を差し引かれて
残りの足りない分だけが
支給されます。

二重取りはできません。

また、パートやアルバイトをしてれば
その収入の7割を保護課に納めなけれほいけません。

B型就労の場合は
よく稼いでもせいぜい2万くらいなので
差し引かれず
貯金にまわせるそうです。

しかし、ある程度の金額を超えて
貯金額があると
それは没収されます。

なので、うまく貯金するように
しなければ
働いた分が水の泡になるでしょう。

仕事をしていて
一定して保護費とほぼ同額に
収入が得られるようになれば
保護対象から外れるので
打ち切られる流れになります。

また障害の等級によって
加算額も違います。

状態が重いほど
余分に加算されますが
それだけサービスを利用したり
身の回りの事にお金がかかるので
どんどん貯金が出来るわけではありません。

金銭管理がきちんと出来なければ
貯金も難しい金額です。

足りないからと
保護課が貸してくれるわけでもないので。

きちんと金銭管理しないと
生活が更に困難になり
死に繋がります。

デイケアでも
今月足りない。電気代払えない。

そんな話をよく耳にしました。

そこまで切羽詰まった人が
生活保護を受けているということを
知ってください。

それを
みんなの税金で!
仕事もしてないのに!
などと叩く人の気がしれません。

人道的に考えられない人。


自分がもし
病気や事故で働けなくなったら?

想像してください。

その時に貯金もなく
障害年金だけになったら
生活していけますか?



障害年金も病気の種類により
簡単に通らないのが
実情です。

実際より病状を軽く扱われ
社労士さんや弁護士さんのフォローにより
裁判し、やっと障害年金を認められるケースもあります。

が、実際はそこまで
費用がかけられなくて
障害年金が通らなかった場合
諦めるしかないというのが
ほとんどでしょう。


生活保護受給者だと
障害年金を申請しても
社労士さんに支払うお金がないので
申請しても生活に困りますよと
言われます。


障害年金も降りなかったら?
貯金も尽きたら?

身内が助けてくれる生活の余裕がなかったら?


誰が生活をさせてくれますか?

生活保護受給者で
仕事に出られる見込みがある人は
早く仕事を探してください
と言われます。

就労支援を受けられる人は
その指導もされます。

一時的に職を失った人は
働けるようになれば
生活保護から外されます。

でも、働けない人は?

自分が働けなくなった場合
誰も助けてはくれない場合
どうやって生き延びますか?

ホームレスになり
病院にも行けなくなり
死が訪れます。

私のように鬱に解離性障害があり
仕事に決まった日に行けない。
体調の変化が激しい。
と、なると
B型就労支援さえ許可されません。

一旦B型就労をしていても
頻繁に休むような状態の人は
仕事は無理なので
B型就労も来なくていいと言われます。

就職に向けての支援なので
決まった日に出勤できないなら
無理だということです。



また、不正受給している人がいることで
そこだけを取り上げられ、

本当に苦しくて
生活保護を受けている人たちまで
同じように
贅沢していると誤解されてしまっています。

親や子供が裕福で
養ってくれる家庭ならば
養って貰ってください!
言われます。

生活保護を申請する時に
親や子供にも連絡が行きます。

本人は口座も見られます。
所持金も聞かれます。

私の場合、
病院の診断書を生活福祉課に提出し、
障害者手帳もケースワーカーさんに見せ
コピーを取って貰っています。

家に何があるか
テレビや他の家電製品など
持ち物を聞かれます。

私はパソコンを持ってますが
中古品です。
ネットはマンションの賃貸料に含まれています。

電化製品が壊れた時の為にも
パソコンが壊れた時の為にも
貯金しています。

ケースワーカーさんから
大事に適切にお金を使い
貯金もある程度していくように
言われます。


隠れて短期間の仕事を何度も繰り返して
収入申告せず
バレた人が居て
かなり厳しく追及されました。

取り締まりが厳しく
終いにはヤケになり
生活保護を取り消し
病院にかかれなくなりました。
糖尿病なのに、インシュリンが打てなくなり
生活費もなくなりました。

事情を汲んで
再度生活保護に戻れたそうですが
糖尿病が悪化し
歩くのも不自由になりました。

不正すれば
そういうリスクが伴います。

その人の場合
仕事ができる時には仕事をして
それを申告し
7割を納めていれば
何の問題も無いことでした。

リスクが伴うというのは
最終的に
死のリスクです。

生きる気がなければ
生活保護を打ち切れば数ヶ月後には死ぬでしょう。

生きようとしてるから
生活保護を受けている。

ということを
知って欲しいと思います!

勿論、不正受給している人は
国を騙し、国民を裏切っていることになるので
しっかりと調査していく必要があります。

自治体も無駄にお金を払いたくは
ありませんから
そういう人を見逃さないということも
勿論大事ですが

本当に苦しくて生活保護を
受けている人に対して
心無い攻撃を向ける人がいます。

仕事もしてないのに
自分が稼いだお金でもないのに
我々の税金で生活してる癖に

など
酷い言われようです。

実際に私が浴びせられた言葉でもあり、
障害者の家族は皆、裕福なんですか?

と問いたい。

そういう偏見を持っている人が
少しでも少なくなればと思います。

いつ、自分がその立場になるか
わかりませんよ。

その時に
世間から白い目で見られる事に
耐えられるでしょうか?

その想像が出来ない人は
かなり思考の偏りがあるでしょう。

元々弱視があり、精神科にもかかっている人もいます。
身体、精神、両方の障害がありますが
どちらか一方の障害年金となります。
併合されて等級が決まります。

倍額貰える訳ではありません。

その方も生活保護で
障害年金額を差し引かれた分の
保護費を支給され
生活しています。


お仕事は何を?
と聞かれて
してません。
と答えるのは
未だに心が重くなります。

心に暗い影を落とします。

病気と共に、
偏見とも闘っているのです。

生きる権利まで奪われる世の中に
しないで下さい。