15日から9日間のイタリア、スイス、フランス旅行へ行ってきました。
今回の旅行はJALのツアーだったのですが、総勢22名で、16名(8組)が60歳以上の現役を引退され悠々自適のご夫婦で、4名(2組)がお子さんのいない40~50代のご夫婦でした。私たちのように子育てが終わった現役世代は他にはいなかったです。よく休みが取れましたねと言われました。
スイス各地で別のツアーのたくさんの日本人の方を見かけましたが、圧倒的に年配の方が多く、20~30代の若い日本人はほとんど見かけませんでした。スイス観光では私達でも若い方に入るようです。

さてツアーは成田からフランクフルト経由でイタリア・ミラノへ行って一泊。朝ベルニナ急行の起点であるティラノへバスで移動してベルニナ急行でスイス・サンモリッツへ移動しました。有名なループ橋(ブルージオループ橋)を通過し、スイスの山並みを見ながらの列車の旅はとても感動的でした。

サンモリッツで一泊し氷河特急とバスでアイガーのふもとのグリュンデルワルトに。車窓からの眺めは素晴らしく家内は写真を撮りまくっていました。翌日はユングフラウヨッホまで登山鉄道で行きユングフラウの展望を楽しみ、1時間ほど徒歩で下山しながら咲き誇る高山植物を鑑賞しました。あたり一面に高山植物が咲いていてとてもきれいでした。

タークのブログ-高山植物
咲き誇る高山植物(カルナ・ブルガリス:和名ギョリュウモドキの群生)

翌日は午前中に山を散策して午後ツェルマットへバスと電車で移動。翌日標高3,089mのゴルナーグラート展望台まで登山列車で上ったのですが、あいにくの雪でマッターホルンとモンテローザを見ることはできませんでした。午後は別の展望台に移動してマッターホルンが姿を現すのを待ったのですが、とうとうきれいな姿は見せてくれませんでした。あきらめて展望台を降り、ツェルマットの街を観光していたら、夕方6時ころからマッターホルンがきれいな姿を見せてくれました。

スイスはかなり緯度が高いため、この時期は日の出が6時前で日の入りが夜の9時過ぎでした。ホテルのベランダからもマッターホルンがよく見え、日が暮れるまでマッターホルンを眺めていました。
翌日はシャモニーに移動し、ロープウエーで標高3,842mのエギーユ・デュ・ミディ展望台からモンブランの大パノラマを見る予定でしたが、あいにくの雪で展望台からは何も見えないとのことだったため、急きょ予定を変更して翌日の朝、帰国前に展望台へ行くことになりました。翌日は快晴で展望台からはモンブランをはじめ、ヨーロッパアルプスの山々が360度見渡す限り展望できました。

今回はアイガー、ユングフラウ、マッターホルン、モンブランとヨーロッパアルプスの4大名峰をたどる旅でしたが、移動中に雨に降られたりしたのですが名峰はすべてとてもきれいにみることができました。

タークのブログ-アイガー
アイガー


タークのブログ-ユングフラウ

ユングフラウ


タークのブログ-マッターホルン
マッターホルン

タークのブログ-モンブラン
モンブラン

スイスの料理といえばフォンデュやラクレットが有名ですが、ツェルマットでタータルンハットというとても珍しい肉料理を食べました。ツェルマットのあたりの郷土料理で、しゃぶしゃぶ鍋を少し大振りにしたような特製鍋の底の部分にインド米とスープが入れてあり、筒の部分(つめのようなとっきがいくつも出ていてで、そこに肉をひっかけて焼きます)肉を焼き下に流れ出てきた肉汁でご飯を炊くというものです。肉は脂身の少ない牛肉、豚肉、鶏肉、七面鳥の4種類で、ソースはマヨネーズがベースで、カレー粉やパプリカなどを入れたバリエーションが5種類でした。あっさりしていてとてもおいしく、肉汁をたっぷり吸ったリゾット風のご飯は格別でした。
ツアーの方がこの鍋を買われたのですが日本円で2万円くらいしたそうです。肉やソースを変えたりしていろいろと楽しめそうですね。私は荷物になるので買いませんでした。

タークのブログ-タータレンハット
タータルンハット(写っている女性はツアーコンダクターの方)

スイスといえども夏なのでと思い半袖中心に衣類を用意していたのですが、出発の2日前にコンダクターの方から連絡があり、場所によっては氷点下になることがあるので厚手の衣類を用意しておいた方が良いとのアドバイスを受け、急遽秋物の衣類に詰め替えて出発したのですが、これが大正解。3000m級の山岳地帯は気温が一けた台で長袖にセーターを着てさらに登山用のレインウエアーを着てちょうど良いくらい寒かったです。泊まった場所も1000m級のところがほとんどで、とても涼しく避暑地としてはもってこいでした。

連泊2回と割とゆったりしたスケジュールだったこともあり、家内共々とてものんびりとアルプスの夏を堪能することができました。



今日と明日東京で講習会があるというので長男が夕べから泊りに来ています。
今日は土曜で休みなのに朝早起きして朝食を作ってやりました。
長男は某大手食品会社の工場で設備関連の仕事をしているのですが、機械科卒のため電機工事技師の資格を取るために講習を受けています。費用は会社もちです。このところ2週間に1回の割合で土日講習会を受けに東京に来ています。
今晩も泊まるのですが、私がG.netの懇親会なので食事は外で済ませるようにしてもらいました。体は大きいのですがとても優しいいい子です。
先週末に上司が他部署からの依頼を受け技術文書の英訳を引き受けました。私の部下がその分野では英訳のエキスパートなので部下に担当させるつもりだったようです。ところがその部下は先週末から家庭の事情で今日まで急なお休みとなってしまい、結局私が英訳をする羽目に。元原稿を見て唖然、日本語になっていない。日本語になっていない文書は英訳するのは大変です。技術的な背景もある程度知ってたので今日英訳を仕上げましたがいい加減にしろというのが正直な気持ちです。おもいっきり英訳にコメントをつけて依頼主に嫌味を言ってやりました。
ああーあ、疲れた。