こんにちは。
現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。
このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。
前回から、
抗酸化物質で老化を遅らせよう
について、書いています。
※前回の記事はこちら
お品書き
- AGEsの振り返り
- 老化とその原因
- 老化のサイクル
- 酸化による老化現象
- 酸化を引き起こす仕組み
- 酸化を防ぐには
- 抗酸化物質で老化を遅らせる
今回は、4.酸化による老化現象から、続けたいと思います。
4.酸化による老化現象
身体の酸化は、老化現象に大きく関与します。
呼吸で取り込んだ酸素の一部は「活性酸素」(フリーラジカル)となります。
活性酸素は、他の物質に結びついたり働きかけたりする力が非常に強いため、タンパク質と結びつき、身体を酸化させてしまいます。
身体を錆つかせてしまうんです。
この体内の活性酸素が身体を酸化さてしまうことを「酸化ストレス」といいます。
※活性酸素は、私たちの体に悪さをするだけの悪者ではありません。
体の中に侵入した細菌やウイルスなどを退治するうえで、重要な役割も行っています。
身体は「抗酸化力」を備えています。
でも、活性酸素が増えすぎて、抗酸化力では抑えきれなくなると、バランスが崩れて、酸化ストレスが大きくなってしまいます。
酸化ストレスが大きくなると、老化や様々な疾患につながります。
老化現象の具体例をいくつか挙げます。
1.肌の老化
■しわやたるみ
コラーゲンやエラスチンなどの皮膚の構造を保つタンパク質が酸化により損傷を受けるため、肌の弾力が失われます。
■シミや色素沈着
酸化ストレスによって、メラニンの生成が不均衡になります。
過剰な活性化は過剰なメラニン生成(色素沈着)を引き起こします。
不十分な活性化はメラニン生成不足(色素減少)を引き起こします。
この不均衡がシミや色素沈着につながります。
2.視力の低下
■白内障や黄斑変性症
眼の水晶体が酸化ストレスによってダメージを受けると白内障に、網膜だと加齢黄斑変性症になり、視力低下を引き起こします。
3.脳の老化
■認知機能の低下
酸化ストレスが神経細胞にダメージを与えると、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患のリスクが増えます。
4.心血管系の問題
■動脈硬化
酸化ストレスでLDLコレステロールが酸化されると、動脈壁に沈着して動脈硬化を引き起こすリスクがあります。
■高血圧や心筋梗塞
酸化ストレスで血管が酸化すると、柔軟性が失われます。
すると血圧が上昇するので、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
5.酸化を引き起こす仕組み
身体の酸化は活性酸素(フリーラジカル)がタンパク質と結びつくことで起こります。
活性酸素は、通常の代謝プロセスや外部からの刺激で生成されます。
活性酸素は不安定なので、他の分子と反応してなんとか安定しようとします。
だから、タンパク質と結びついてしまうんですね。
もちろん、細菌やウィルスなどに結びついて、不活性化させる良い面もあります。
活性酸素はどうやって作られるのでしょうか?
2.免疫が機能するとき
3.様々な外部要因が原因となるとき
今回は、酸化がどう老化に影響するのか、さらに、酸化の原因となる活性酸素はどうやって体内に発生するのかについて、書きました。
ここでも、やはり、スナック菓子や加工食品が出てきましたね。
これらは、百害あって一利なしです。
老化を遅らせたいあなたにはぜひ気を付けていただきたい食品です。
こういったちょっとした注意で、酸化ストレスを下げて、身体の抗酸化力を元に戻して上げられれば、老化を遅らせることができます。
今日も、長くなりましたので、次回も続けたいと思います。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね