こんにちは。
現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。
このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。
最近、「利他」という言葉を
よく耳にする機会が増えました。
利他とは、「自分の利益や幸福よりも他者の利益や幸福を優先する行動や態度」ということだそうです。
利他の意味をもう少し見てみましょう。
・他者への奉仕
- 他者に対する奉仕や支援
- 自分の利益よりも、他者を優先する行動
・自己超越
- 自己中心的でない
- 他者の幸福や利益を考える態度
あなただけが良ければよいのではなく、みんなが良くなるように行動するということですね。
そういえば、苫米地式コーチングの苫米地博士は、「世界から戦争・差別・飢餓をなくす」というゴールを設定して活動しているのは、良く知られた話です。
さて、仏教に目を移してみると、利他は重要な徳を積むべきもの一つとなっています。
教えには、自他一如(じたいちにょ)があります。
その意味は、自己と他者は根本的には一つであり、他者への奉仕は自己の修行や成長にもつながるということです。
これって、以前にも記事にした
「潜在意識は自分と他人を区別していない」ってことですよね。
※以前の記事はこちらです。
脳科学では、自他の区別がないというのは良く知られています。
では、自他の区別がないという点から、利己について考えてみます。
利己というのは、他人を出し抜いても、自分だけが利すればよい、自分だけが幸せであればよいという考えてすよね。
近年、拝金主義が尊重される中、利己的な人が街に溢れかえっているように思えます。
それはさておき、
- 自分さえよければよいという考えは、潜在意識的には、プラスのイメージとして働きます。
- 一方で、他人は出し抜いてもよい、他人が不幸になろうがどうでもよいという考えは、逆に、マイナスのイメージです。
自分と他人の区別がないのですから、潜在意識が受け取るのは、「自分は出し抜いてもよい、自分が不幸になろうがどうでもよい」ということになりますね。
これは、潜在意識が、アクセルを踏みながら、ブレーキを踏んでいるような状態になっています。
あなたが幸せになることに対して、潜在意識が、その能力をフル回転させようとしているそばから、幸せにならなくていいよって抑制しているようなものです。
利己の思考では、あなたが、ゴールを設定して、幸せになろうとしていても、
潜在意識の実力を100%出し切ることはできないでしょう。
だからこそ、
あなたの活動の根底には、大原則として、「利他」の思考が必要なんです。
苫米地博士のように、あなたが設定する数々のゴールを包摂するスーパーゴールとして、「人類の幸せ」を設定した方が良いということです。
※人類というからには、あなたを含む利他になります。
このように、
苫米地式コーチングでは、スーパーゴールの設定が推奨されています。
そうすることで、潜在意識の能力をフルに発揮させることができます。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね