「命をつなぐバイオリン」 | 他力本願映画見たよ日記のブログ

他力本願映画見たよ日記のブログ

ブログの説明を入力します。

 2月22日にヒューマントラストシネマ有楽町にて、「命をつなぐバイオリン」を観る。マルクス・O・ローゼンミュラー監督・脚本。カイ・ヴィジンガー、カテリーナ・フレミング、グドルン・ランドグレーベ、エリン・コリフ、イーモゲン・ブレル、マティルダ・アダミックほか。
 映画として何が足りないのだろう。
 1941年、ウクライナのある町ポルタヴァ。戦争が始まり、ソ連軍の本格進出により、ビール醸造所のドイツ人所長一家は匿われるが、その後ドイツ軍の進攻により、その地は占領され、逆にドイツ人一家を匿ったユダヤ人たちが迫害されるはめになる。ユダヤ人のその子供たちは"神童"と呼ばれるほどの演奏家であるバイオリンの少年アブラーシャと、ピアノの少女ラリッサ。ドイツ人の少女ハンナはバイオリンを奏でる。ドイツ軍はユダヤ人狩りをするのだが、シュバァルトゥ大佐は演奏会でミスなく弾ければ収容所には送らないという約束をする。子供なのに…。ラストシーンは悲しい。でも、こういうホロコースト関連映画ではいつも涙するのに、今回は涙が出なかった。
 3.5つ星、切なさ度1点。