Carpe diem Philharmony 第4回定期演奏会 〜創団5周年記念公演〜を鑑賞しにミューザ川崎シンフォニーホールへゆく。
この演奏会は、珍しいことにA4版のビラが
新聞に折り込まれていて知った。
ミューザ川崎シンフォニーホールなら気安くゆけるので
三連休初日にベートーベンの第九を聴きにゆくことにした。
プログラムはすべてベートーベン作曲
- 愛されぬ者の嘆息と相愛 WoO 118
- 奉献歌 WoO 126
- ピアノ、合宿、管弦楽のための幻想曲 ハ長調 Op.80
- 奉献歌 WoO 121b 第2稿
- 交響曲第9番 ニ短調 Op.125
1と2はピアノ伴奏でのテノール独唱。
ソリストは譜面台にタブレット端末を置いて
歌っているのが現代的だと感じた。
紙の譜面は令和にはダサい?
3はオーケストラと合唱団による演奏。
コンサートミストレスが現れしとやかに一礼する。
ピアノの独走で始まりオーケストラの演奏。
そして混声合唱。演奏後ピアニストに花束が送られた。
ピアニストがアンコールとして
ベートーベン ピアノソナタ第24番「テレーゼ」嬰ヘ長調 作品78 第一楽章を演奏する。
4は少人数のオーケストラと合唱団が登場。
メゾソプラノのソリストが独唱。
5はフルのオーケストラと合唱団、ソリスト4人。
ベートーベンの第九交響曲は初めて生で聴く。
チェロとコントラバスのピチカートが空気を震わせ
体に当たるのは生演奏ならでは。
合唱団にタブレット端末を見ながら歌う人が数人おり
ベートーベンが見たら墓の下で寝返りを打つだろう。
素晴らしい第九であった。
アンコールなしで終わった。