神奈川県の川崎市立臨港中学校の登校風景を見守りに行った。
(2021/1/8取材)
この中学校は2019/1/17に発生した[川崎銃撃事件]の
現場最寄りの中学校である。
犯人の身元が判明していないこの事件を受けて
川崎市教育委員会が、
「登下校時を中心に児童・生徒の安全確保に万全を期せ」
という実行不可能な通達を出した。
川崎市教育委員会は
教諭に拳銃
を持った男とどう対峙せいと言うのか。
鉄カブトや防弾チョッキを中学校に配備したという
話は聞かないし、そんな防具をつけた教諭を
見たこともない。
2019/1/22に神奈川県の川崎市立臨港中学校の
登校風景を見守りに行った。この時は
私服の警察官らしい男が同中学校西門に立って
生徒の登校を見守るのが見られた。
しかし生徒の登校に使用しない他の門は開いており
見張りも立っていなかったから銃撃事件の犯人が
侵入しようと思えば校舎に自由に入れる状況であった。
あれから2年、最前線の中学校を訪ねた。
2021/1/8川崎市立臨港中学校の西門にゆくと
体操着姿の生徒たちが続々登校してくる。
川崎市立臨港中学校は今でも体操着登校なんだね。
立ち番の警察官や先生の姿はない。
川崎区鋼管通4丁目と小田栄2丁目方面から
たくさんの中学生が続々と歩いてくる。
これらの町内は工場跡地にタワーマンションが
建ち並び人口が増えているエリアだ。
川崎市立臨港中学校の生徒もそれにより
増えているのではなかろうか?
学校近くのマンションの前でお友達と待ち合わせしている
女子の姿も見え、いたって平和な通学路だ。
2年前に近隣で銃撃事件があったとは思えない。
8時半頃、生徒の登校が途切れ先生が西門を閉めた。
しかし、他の門は無人で開いたまま。
銃
を持たずとも手ぶらでたやすく校舎に侵入できる。
川崎銃撃事件を知る在校生は3年生だけになった。
もちろん、下級生も小学生時代に
集団登下校など経験していよう。
犯人の目星すらついていないのに
川崎市立学校の警戒レベルは
たるみ切っている。
タリカスが取材のために周辺をうろついていても
誰も気にかけないんだから
[川崎銃撃事件] 2019/1/17
暴力団組長が自宅前の路上で自動車から降りる際
近づいてきた男が
拳銃数発を発射。
組長は被害を免れたが、
暴力団員1名と連れの女性が被弾して負傷。
いまだに犯人の目星はついていない。

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