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【完成される支配社会と未来 (第1版)】
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0.最後に贈る
 永きに亘り、私を標的とした電磁波犯罪は、アメリカ軍とその中枢のNSAによって実行されてきた。
19世紀末からイギリスの機関がアメリカ政府を背後で牛耳り続けてきたことはよく知られたとおりであるが、電磁波犯罪についても、イギリスのRIIAとMI5、MI6、GCHQによる監視と命令の中で行われてきたことが発覚している。
(世界支配の計画の中枢はイギリスの勢力と、それが支配する国連にあり、アメリカ軍は国連配下のNATOによる支配の下で動き続けてきたのである)

私は既に相当に危険な状況である。私が被害者として書くブログはこれで最後かもしれない。
そこで私がこの数年で理解したことについて、書いておこうと思う。

(以下が、「完成される支配社会と未来」の構成である)
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0.最後に贈る

1.世界支配の陰謀の歴史
(1).現代の支配社会の創世記である中世と草分け的貴族

(2).ロスチャイルドの世界革命行動計画とイルミナティ

(3).シオンの議定書とシオニズム、共産主義、イスラエル

(4).第一次世界大戦とロスチャイルド閨閥
①大戦の原因
②各国の資金源
③死の商人
④大戦の結果

(5).仕組まれた第二次世界大戦とホロコースト
①ヨーロッパ側の大戦の原因
②アジア側の大戦の原因
③マンハッタン計画とその目的
④大戦の結果

(6).影の世界政府

2.陰謀中の陰謀
①電磁波テクノロジー犯罪とマインドコントロール実験
②マインドコントロール技術の歴史
③マインドコントロールと世界支配計画

3.世界支配の未来
①アジェンダ21と人口削減計画
②新たなる世界支配者とこれからの時代
③支配世界の末路
④最後に

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1.世界支配の陰謀の歴史
 まず、現時代になるまで、どのような流れで世の中が動き、世界支配の陰謀が進んできたのか、その歴史を振り返ってみようと思う。

(1).現代の支配社会の創世記である中世と草分け的貴族
 紀元前753年から始まり、紀元476年まで続いた古代ローマ、これが東西に分裂したという認識は後世が作り出したものである。
しかし当時の認識はともかく、ひとつのローマ帝国が西方領土と東方領土とに別れ、別個の発展をたどることになり、実質的に分裂したというのは地政学的に正しい認識であると思われる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD#%E8%A5%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%A1%B0%E9%80%80%E3%81%A8%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E7%8E%8B%E5%9B%BD

東側ローマ帝国はその後も1000年以上、ローマ皇帝による支配が続いたというが、西側のローマ帝国は蛮族の侵入を許して本土イタリアが失われ、西ローマ皇帝位もロムルス・アウグストゥルス廃位を以って終わったのである。

西ローマはその後、分裂と統一を繰り返しながら時代は続き、やがてスイス北東部ライン川上流域を発祥地とするハプスブルク家のルドルフ4世が神聖ローマ帝国の君主として選出されてローマ王となり、1549年にフェルディナント1世の子孫が神聖ローマ皇帝位を世襲した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E7%9A%87%E5%B8%9D
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6

神聖ローマ帝国ハプスブルク家の隆盛と衰退は繰り返されて時代は続いていったのだが、中世の分裂と混沌の世界から、皇帝からの独立を志向する貴族達が生まれ、ローマ皇帝と貴族の激しい対立の中から、現代の支配社会を創り上げた貴族達の台頭が始まった。
さて、13世紀はじめにイタリアのヴェネチア共和国は東ローマ帝国分割で莫大な利益を獲得し、東地中海から黒海にかけての海域はイタリア商人の海ともいうべき状況となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%A2

また、スイスでは傭兵業が盛んであったが、スイスは同時に綿の生産地であり、豊富な収穫を背景に人口が増加し、鉄砲、刀等の金属加工業が発達し山間部で火薬原料も採掘された。
1220年頃にゴッタルド峠の開通によって交易ルートが生まれ、スイスでは12~13世紀にかけて商業地や都市を形成した。

https://m.myswitzerland.com/ja/under-german-rule.html
http://tabinootoko.web.fc2.com/sekainosihaisiya.html

イタリアのヴェネチアでの貿易で富を得た貿易業者がスイスに移住して金融業界を形成し、兵器と富と産業を求める貴族や資本家達も結集してマネーロンダリング金融国家スイスを形成した。

スイス兵は精強で、ハプスブルク帝国の侵略を壊滅させ、退けた程強力であった。
1291年8月1日には永久同盟が締結されてスイス連邦の建国記念日となり、事実上の独立を果たしたのである。
(独立の国際的承認は17世紀を待つことになる)

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=333134

皇帝は戦争に明け暮れていたため、莫大な戦費を要していた。

スイスという土地で富を得た貴族達は、戦費を補うために皇帝に金を貸し、皇帝に土地を担保とさせることで、返済できなくなった借金のカタに皇帝から土地を取り上げることができた。

貴族達は皇帝から土地を取り上げることで力を付け、ハプスブルク家からの独立を果たすことができたのである。
以下がハプスブルク家皇帝に金を貸し付け、独立を果たそうとした一族の名前である。

・タクシス一族
・サヴォイ一族
・シェルバーン一族
・アイゼンベルグ一族
・エッシェンバッハ一族
・レーゲンスベルク一族
・キーブルク一族
・フローブルク一族
・ラッパースヴィル一族
・トッゲンブルク一族

上記のうち、特に力のあった、タクシス一族、サヴォイ一族について取り上げる。

また、これらの一族と特に繋がりが強く、後に大きく力を持ち台頭したウォーバーグ一族とロスチャイルド一族についても取り上げる。

【タクシス一族】
 ヨーロッパ最大のスパイ組織網を作り上げたというタクシス一族は、イタリアのベルガモ出身の一族で、有料の郵便事業をローマ皇帝に許可させたことで16世紀はじめからヨーロッパ各国の郵便事業を牛耳り、高額の郵便事業で財を成した一族である。

https://blog.goo.ne.jp/nvno/e/54f8cd0e862ef3ba7cfedf604cd89168
http://www.millnm.net/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda3/97wmG3kHfW3TA33186.htm

タクシス一族は、封書を「自由に開封出来る」郵便事業を展開する事で、貴族や外交官、聖職者や商人などの通信内容を傍受して有利にインサイダー情報を入手することができ、ヨーロッパ全土のネットワークとスパイを駆使して諜報活動を行うことができたのである。

ちなみにタクシス家出身の皇帝特別主席代理は全員がフリーメーソンであったと言われており、フリーメーソンリーは秘密結社であり諜報機関そのものであった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3

タクシス家は諜報活動を商売材料として戦争当事者の双方に情報を売りつけることで戦争商売が成立するとともに、都合の悪い政界・財界人を暗殺するなどマフィアとしての力を持ち、君臨することができた。

戦争当事者の双方に情報や資金を提供して争わせる手法は、タクシス一族が繁栄した時代に発生し、近代に引き継がれた。
(ロスチャイルドより任命されたアダム・ヴァイスハウプトの目標の中に引き継がれている)

なお、タクシス家は現在まで続き、アルベルト・フォン・トゥルン・ウント・タクシスが現当主である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B9_(1983%E5%B9%B4%E7%94%9F)

【サヴォイ一族、ウォーバーグ一族】
 サヴォイ家は、ウンベルト・ビアンカマーノという人物がローマ皇帝コンラート2世からサヴォイ伯の称号を得たことに始まった。

アメデーオ3世の時代である1147年にはイタリア元老院の力を活用してロンバルディア地方でデル・バンコ一族(ウォーバーグ家)に世界初の銀行を設立させた。

ここからデル・バンコ一族(ウォーバーグ家)のベネチア金融界支配が始まったのである。
(後世では金融街ロンバルディアにある銀行は、本店を税金が課されないベネチアに置かれ、資産家の税金対策となったという)

https://ameblo.jp/kissy-seed/entry-12072417769.html

1300代前半、神聖ローマ帝国下でサヴォイ伯は傭兵で勢力を拡大し、さらにトリノ辺境、アヴィリアーナ、ビエッラ、クーネオ、サンティア、ニースを得て領地を拡大しサヴォイア公国となった。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E4%BC%AF%E5%9B%BD
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E5%85%AC%E5%9B%BD

15世紀には宗教改革によって既存宗教団体の力を弱めて教会へのお金の流れを銀行への流れに変えることを推し進めた。
また、イエズス会を設立させてバチカンの力を弱めるとともに、宣教師が貿易商と協力して人身売買と関わる奴隷貿易を推し進めることにより、莫大な利益を得たという。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=311430
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E8%B2%BF%E6%98%93
http://www.asyura2.com/0406/bd36/msg/111.html

1720年にサヴォイア公ヴィットーリオ・アメデーオ2世はサルデーニャ島を得てサルデーニャ王国となり、19世紀に起きたイタリア独立戦争を経て、ロンバルディアを併合し、トスカーナ、エミリア=ロマーニャ、ウンブリアを住民投票を経て併合しジュゼッペ・ガリバルディによってシチリア王国を征服して1861年にはイタリア王国が建国され、サルデーニャ国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリア国王となった。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B5%B1%E4%B8%80%E9%81%8B%E5%8B%95
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%8E%8B%E5%9B%BD

サヴォイ家はイタリア王家となり勢力を拡大し続けた。
イタリア社会共和国を設立したムッソリーニが第二次世界大戦で敗北するまで王制は続き、1946年6月の王制の是非を問う国民投票で王制が廃止された後は力を失った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%8E%8B%E5%9B%BD
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%882%E4%B8%96
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%82%A2
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%82%A2_(1972-)

中世にサヴォイ家から力を得たデル・バンコ一族こと、ウォーバーグ一族はヴェネチア金融を背景に力を成し、金本位制、タックスヘイブンなど、近代から現代の金融システムの基礎をつくったという。

https://ameblo.jp/walker-memo/entry-12253041451.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%B3
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9C%AC%E4%BD%8D%E5%88%B6

デル・バンコ一族は1534年にイエズス会を設立させた立役者である。
創設者イグナチオ・デ・ロヨラとフランシスコ・ザビエルに協会を設立させ、資金を提供して強固な組織にしたのである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%82%B9%E4%BC%9A
http://masuraoglee.web.fc2.com/column/column011_5.html

このイエズス会は軍事諜報組織ともとらえられるほどの統制された組織であり、各国の軍事施設の近くの教会にて、イエズス会牧師は懺悔部屋での諜報活動で軍事機密情報を入手し報告したという。

イエズス会は、中世の時代から各国に進入して布教活動を行い、有利な情報を入手するだけではなく、奴隷貿易で莫大な利益を得たり、各国を分裂させて互いに争い合わせ、争いの双方に資金を提供して戦争に導くことを続けてきたのである。

1981年にイエズス会脱会者のアルベルト・リベラ氏が暴露した誓約の内容によると、
「内部から平和な国々の間に妬みと憎しみの種を植え付け、流血の騒ぎを引き起こし、互いに戦争へと導き、また独立して芸術と科学を発達させながら平和を謳歌している国々や地方においては、革命と市民戦争を創る。」
「戦争においては、自分の付いた側において、敵側についたイエズス会の兄弟と秘密裏に協働しながら、公には敵対していなければならない。」
などと、戦争を扇動する内容が含まれている。

http://www.asyura2.com/0406/bd36/msg/111.html
https://ameblo.jp/sacredokinawa/entry-12245443946.html
https://ameblo.jp/sacredokinawa/entry-12297405589.html

現在は単一では世界最大の資金量を持っていると言われ、イエズス会のバチカン銀行は、麻薬資金などの巨大なマネーロンダリング装置として機能してきたと言われる。

http://tskeightkun.blog.fc2.com/blog-entry-5180.html
http://wktm.jp/archives/1702
http://diamond.jp/articles/-/44485
http://diamond.jp/articles/-/44485?page=2
http://diamond.jp/articles/-/44485?page=3
http://diamond.jp/articles/-/44485?page=4

このイエズス会は、実はキリスト教の信仰を破壊するために創られたといわれている。

教会の内部に侵入して敬虔な信徒を装いながら、教理を破壊するという手法で、キリスト教の政治力を破壊する目的のために設立されたというのである。

http://rapt-neo.com/?p=9309

世界支配という壮大な目的のために、宗教破壊という遠大な政治的手段が用いられてきたということなのであった。

さて、デル・バンコ一族ことウォーバーグ一族の話に移すことにする。

ウォーバーグ家は、フランクフルトのゲットー時代からロスチャイルド家およびシフ家、バルーク家とは類縁関係にあると言われる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Warburg_family

ウォーバーグ一族のポール・ウォーバーグはクーン・ローブ商会を設立したソロモン・ローブの娘、ニーナと結婚してクーンローブ商会の一族となり、クーンローブ商会の銀行を系列下に置いたという。
(ちなみに、クーンローブ商会は後にリーマン・ブラザーズに統合された)

同じくクーンローブ商会の一族の娘テレサと結婚したジェイコブ・ヘンリー・シフ(ヤコブ・シフ)とともに、ポール・ウォーバーグはアメリカに渡り、1913年に米国の中央銀行である、連邦準備制度理事会FRB(Federal Reserve Board, FRB)を創設し、初代議長となったと言われている。

ウッドロウ・ウィルソンは、ポール・ウォーバーグとジェイコブ・シフの支援を受けて大統領になり、就任式の直後、クリスマス休暇で大半の議員たちが帰省中に特別会議を開催し、オーウェン・グラス法という連邦準備法を可決させたという。

FRBはアメリカ合衆国の中央銀行制度を司る私有企業体であり、全国の主要都市に散在する連邦準備銀行(Federal Reserve Bank, FRB) を統括し、連邦備銀行を通じて紙幣の発行を行う。
(FRBの株式は民間金融機関が所有しており、連邦議会による監査などは一切行われていないという)

また、ポール・ウォーバーグは1921年にニューヨークで国際引受銀行を設立した。
ポール・ウォーバーグはロスチャイルド家、ロックフェラー家とも繋がりを持つとともに、FRBや国際引受銀行を通じてアメリカ経済を支配下に置いたのである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%BA%96%E5%82%99%E5%88%B6%E5%BA%A6
http://kenchicjunrei.blog.fc2.com/blog-entry-20.html?sp
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%95
https://www.federalreservehistory.org/people/paul_m_warburg
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/FRB
http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/7899dd0aaa98e0d4d588acb27b1363b9
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130626/ecn1306260710002-n1.htm

FRBにはアメリカ国内の数々の批判があったという。
いくつか採り挙げてみたい。

引用元、隠された真実「FRB 連邦準備制度」
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/frb
 ----------------引用始まり↓--------------------
【リンドバーグの言葉】
 「金融制度は、連邦準備制度理事会に引き渡されてしまいました。この理事会はまぎれもなく暴利をむさぼるグループの支配で運営されています。この理事会は私営で、他人のお金を使って、最大の利益を上げるというただ1つの目的で経営されています。」

【マクファッデンの言葉】
 「我が国には世界中で過去に存在した数ある有害な制度の中で、最悪なものがあります。私は連邦準備制度の事を言っています。この悪魔の制度は、合衆国の国民を貧乏にします。そして事実上合衆国政府を破産に追い込むでしょう。それは、理事会をコントロールする金持ちハゲタカによる腐敗した策略によって、成し遂げられるのです。」
(マクファッデンは世界大恐慌は連銀に連なる金融資本家が引き起こしたことを見抜いて、連銀に対する弾劾決議を議会に提出しようとしていた矢先に毒殺された)

【ライト・パットマンの言葉】
 「今日の合衆国には二つの政府が存在する。一つは正当に設立された政府、もう一つは憲法によって議会に与えられた通貨発行を管理する連邦準備制度、という独立したコントロール出来ない協調性のない政府である。」

【バリー・ゴールドウォーターの言葉】
 「大部分のアメリカ人は、国際金融資本家達のやっていることを全く理解していません。そして連邦準備制度理事会の会計は、いまだかつて監査を受けたことがないのです。この理事会は議会のコントロールのきかない存在であります。そのうえよその国からの合衆国の信用、信頼を悪くしています。」

【連邦準備制度設立に加担したウッドロウ・ウィルソンの晩年の言葉】
 「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家は、その国自身のクレジットシステムによって管理されています。私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。したがって国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかな人たちの手の中に有ります。私たちは文明開化した世界においての支配された政治、ほとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです。」
 ----------------引用終わり↑--------------------

FRBは実質的にアメリカ経済を支配し、外国の資本家の支配下に置くためのものであったのである。

そして、ポール・ウォーバーグは対外政策決定に対して著しい影響力を持つと言われた外交問題評議会ことCFRの創始者の1人でもあり、アメリカ外交の重要案件に決定的な影響を与えたと言われている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A9%95%E8%AD%B0%E4%BC%9A#%E8%A8%AD%E7%AB%8B
http://aikokutaro.blog.fc2.com/blog-entry-93.html

ポール・ウォーバーグは、ロックフェラー家、ルーズヴェルト家と結ばれていて、フランクリン・ルーズヴェルトを大統領に仕立てあげることに力を貸したと言われている。

ポール・ウォーバーグの息子であるジェームズ・ウォーバーグもCFRの一員であり、フランクリン・ルーズヴェルトの財務顧問であった。

ジェームズ・ウォーバーグは麻薬を奨励するために政策研究所IPSを設立したという。

その結果として起こったのが、1960年代のLSD対抗文化であり、学生運動だったというのである。

https://en.wikipedia.org/wiki/James_Warburg

また、ポール・ウォーバーグの兄弟であるマックス・ウォーバーグは第一次世界大戦時にロシアのトロツキーに50万ドルの資金提供をし、マックスの従兄弟にあたるフェリックス・ウォーバーグは、レーニンを封印列車に乗せるなど、ロシア革命を支援した。
さらに、マックスはヒットラーの財政顧問を務め、100万マルクの資金提供をして第二次世界大戦を誘発するとともに、ナチス、ヒットラーを全面的に支持し人種差別によるユダヤ人大量虐殺を行わせた。

ウォーバーグ家は共産主義とナチズムの両方を支援し、世界大戦の計画と遂行に一役買ったのである。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=332834
https://satehate.exblog.jp/7966411/
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc105.html

2度の世界大戦を引き起こし、戦後社会を創った歴史については後述する。

【ロスチャイルド一族】
 神聖ローマ帝国の領邦国家であるヘッセン=カッセル方伯領が改名して1803年にヘッセン選帝侯国となった。
この時代のヘッセン・カッセル方伯家である初代ヘッセン選帝侯はヴィルヘルム9世と呼ばれた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E6%96%B9%E4%BC%AF%E9%A0%98
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A01%E4%B8%96_(%E3%83%98%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E9%81%B8%E5%B8%9D%E4%BE%AF)

17世紀から18世紀のヘッセン・カッセル方伯は、アメリカ独立戦争の鎮圧のためイギリス政府に軍隊を傭兵として貸し出すことで巨万の富を得たが、このヴィルヘルム9世は巨富の運用を、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドに任せたことでロスチャイルド家の発展の礎が築かれたという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%88

ヴィルヘルム9世は1775年にロスチャイルド家の祖であるマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドと知り合いとなり、1801年から彼に財産の運用を任せるようになった。
ウイルヘルム9世は1786年、父から4000万ドルの財産を相続していたが、そのうち約300万ドルの管理をマイヤー・ロスチャイルドに委ねた。

マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドと、その三男であるネイサン・マイヤー・ロスチャイルドは、イギリスに渡ってマンチェスターで金融、繊維貿易を始め、1811年にN・M・ロスチャイルド&サンズを設立して為替手形貿易を行うようになり、国債市場に介入するようになったという。

また、ネイサン・マイヤー・ロスチャイルドは、ナポレオン・ボナパルトによる、1806年の大陸封鎖令によって高騰したコーヒー、砂糖、煙草、綿製品などを密輸して莫大な利益を上げたのである。

https://ameblo.jp/walker-memo/entry-12254859098.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89
https://ja.wikipedia.org/wiki/N%E3%83%BBM%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%26%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BA

さらに、「ネイサンの逆売り」によって資産を2500倍に増やしたロスチャイルド家は、イギリスの経済界を握るようになったという。

「ネイサンの逆売り」について説明しよう。

1815年のワーテルローの戦いは、ナポレオンが勝てばイギリスのコンソル公債は暴落し、イギリスが勝てば逆に高騰するだろうと言われていた。
ネイサンはロスチャイルド家の情報収集体制を駆使して先んじてイギリス勝利の情報を入手したという。

ネイサンの売買の動向を見て公債の売買を決めようとしていた金融界の投資家達は、ネイサンがコンソル公債の売却を始めたことで一斉に売却を行った。

公債が暴落したところでネイサンは一気にコンソル債を買占め、イギリス勝利の報がやってくるとともに公債の価格は高騰し、莫大な富を手に入れたのである。

さて、1823年にイギリスで通貨法が成立し、イングランド銀行が発行する銀行券の発行量は、「イングランド銀行が保有している金と銀の地金を通貨換算した値に、1400万ポンド(後に1600万ポンド)を上乗せした分だけ」とされ、当時のイングランド銀行は金本位制となり、発行する紙幣と同じだけの価値のある金が必要となった。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=159054

「私に通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと知ったことではない。」
マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドはそう言ったと言われている。

「ネイサンの逆売り」によって莫大な富を手に入れ、イギリスの経済界を握ったロスチャイルド家のネイサンは、イングランド銀行に対して金(きん)を調達する役目をしつつ大株主となり、イギリスの通貨発行権を手に入れた。

ネイサンもまた、
「王座に座って大英帝国を支配する傀儡など誰でも良い」
「大英帝国の通貨供給量を握る者がこの国を支配するのだ。それはこの私である」
と言ったとされる。

ロスチャイルド財閥は、金との結びつきがベースのイギリスの金本位制とともに通貨発行権を駆使して銀行システムを発展させたのである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E9%8A%80%E8%A1%8C
https://xn--ickm6g4a2hi0je.com/2018/02/10/post-200/

また、オーストリア帝国のハプスブルク家より1817年に五兄弟全員に「フォン(von)」の称号が贈られ、さらに1822年には五兄弟に男爵位と紋章が授与されて貴族となっている。

ここまでが、ロスチャイルド家の世界支配の基礎を作ったとされる部分であろう。
ロスチャイルド家については、さらに後述するものとする。

ここまでを総合すると、
「19世紀までの貴族達が創世記となり、台頭する貴族達が現代の金融システムと支配社会の基を創った」
というものであり、およそ間違いが無い事実であると看做して良いであろう。

そしてさらに次は、
「現代の世界支配の基礎を創ったのはロスチャイルドである」
ということについて述べようと思う。

(完成される支配社会と未来2につづく)