前回のブログで、

「次回は更年期のお話を書きます」と宣言しました。

前回のブログはこちら↓

 

ということで、今回はその続きです。

ただし……

 

私の場合、

 

「最近ちょっと汗をかくようになりました♡」

 

みたいな、かわいらしい更年期のお話ではありません(笑)。

 

今年の夏。

 

私の身体は、なかなかの大騒ぎでした。

 

そもそもの始まりは7月の後半。

 

生理がなんだかダラダラ続く。

 

「これ、いつ終わるんだ?」

と思っていたところに、義理のお姉さんが脳梗塞を起こしたという話を聞きました。

すると私ったら・・・。

 

まぁ、見事なまでに一気に体調不良(笑)ガーン

 

人の病気の話を聞いたら、自分まで具合が悪くなる。

 

いやいや、感染症じゃないんだから(笑)。

 

でも、乳がんを経験していると、身体のちょっとした変化にも敏感になります。

 

そして、8月5日。

 

旦那さんが帰ってきたとき、

 

「なんか調子が悪いんだよね」

 

と言ったんです。

 

すると旦那さん。

 

「血圧、測ってみろよ」

と。

「嫌だよ。なんか高い気がするから嫌なんだよ」

と私。

すると、

「だから測るんだよ」

……ごもっとも(笑)。

仕方なく血圧計をつけました。

そして、

ブイーン……

と血圧計が動き始める。

そして、ブィーンと再加圧!!!!!!

もう嫌な予感しかしないわ。

そして叩き出した数字が、新記録!

197/100。

……え?

197?

一瞬で頭がパニック。

 

「高い!」と思った瞬間、

しびれ。てるような?

 

動悸。のような?

 

息切れ。のような?

 

そして、頭の中もパニック。

 

気が遠くなるというか、自分がそこにいない感じ。

 

布団に横になったものの、今度は不安感と動悸がどんどん強くなっていきました。

 

頭がそわそわして、何を考えているのか分からなくなる。

「気を失うんじゃないか」

 

「自分がどこにいるのか分からなくなったらどうしよう」

そんなことまで考えてしまう。

 

そして、

顔はのぼせているように熱い。

なのに、

足は冷たい。

上半身は真夏。

下半身は真冬。

 

身体の中で季節が分かれてる(笑)。

……いや、本人は笑っていられる状態ではありません。

 

あまりにも不安だったので、

#7119

に電話しました。

これ、本当に神!!!!

 

看護師さんと直接お話しできて、症状についていろいろ質問されます。

 

その質問に答えているうちに、

 

「救急車を呼びましょう」

ということになりました。

救急車を呼んでもらったのですが……

不思議なことに。

救急隊の方が来る頃には、

197/100だった血圧が、

170/80。

下がってる(笑)。

 

「救急車が来たから安心したのかな?」

なんて、そのときは思いました。

 

でも、とにかく血圧が高かったので、

「ストレッチャーで運びますね」

となりまして。

 

家族も、

「大変だ!」

となっていたので、もしかしたら私より家族のほうが大騒ぎしていたかもしれません(笑)。

 

病院に着くと、先生がとても丁寧に診てくださいました。

歩けそうだったので、

「トイレに行ってみましょう」

と言われ、普通に歩いてトイレにも行きました。

その頃には、

「先生、なんだかもう大丈夫になっちゃいました」

なんて話していました(笑)。

でも、もちろん念のため検査です。

 

手を握る。

手を上げる。

目を閉じる。

視線を見る。

左右差がないか確認する。

聴診器をあてる。

脳梗塞などの可能性がないか、きちんと診察していただきました。

そして、脳のCTも撮りました。

 

幸い、大きな問題はありませんでした。

そして先生から言われたのが、

 

疲れがたまっていること。

肩こり。

自律神経の乱れ。

眼精疲労

過度のストレスがなかったか?

そして……

「更年期」と「自律神経の乱れ」

……。

はい。

え〜なんか病気でないの???

更年期(笑)・・・。

病院には2時間ほど滞在して、帰宅しました。

翌日は、いつものかかりつけの病院へ。

ところが、その日はいつもの女性の先生ではなく、男性の先生。

私の中では、

「いやいや、昨日こんなに怖かったんですよ!」

という気持ちがいっぱい。

採血をして、心電図も撮りました。

心電図も問題なし。

そして翌日。

今度はいつもの担当の先生に診てもらいました。

先生に一連のことを話すと、

「更年期か自律神経の乱れかぁ。」から始まり、私の話を聞いてくださり、同調してくださり。

と。

そして、不安が強くなったときのために、

「お守り代わりに持っておけばいいよ」

と薬を処方してくれました。

この先生と話した瞬間。

 

不思議なくらい、気持ちが楽になりました。

「ああ、私、これでいいんだ」

って。

 

もちろん、その後も同じような症状が出ることはありました。

 

10月になった今までに、2回ほど、お守り代わりのお薬を飲みました。

 

そして私は、血圧を測ること自体が不安を呼ぶようになってしまったので、

 

「今日は高い気がする」

と思ったときは、むやみに血圧を測らないようにしています。

 

その後は、毎日の血圧も正常な範囲に戻っています。

 

もちろん、血圧が高いことを放置していいという話ではありません。

 

私の場合は、救急で診てもらい、検査を受け、翌日・翌々日と、かかりつけの先生にも相談したうえでのことです。

そして。

 

この話をAさんにすると……

「私も同じような症状だよ」

と。

……またか!

9年前は乳がん。

今度は更年期。

 

どこまで一緒なんでしょう、私たち(笑)。

でもね。

ここで、私はちょっと面白いことに気づきました。

更年期の人同士で話していると、

「眠れない」

「私も!」

「身体がだるい」

「私も!」

「イライラする」

「私も!」

「血圧も変」

「私も!」

 

……と、どんどんマイナスが増えていく。

 

普通なら、

マイナス+マイナス=マイナス。

ですよね。

 

ところがAさんと話していると、

「私もそうなんだ!」

「えっ、Aさんも?」

「じゃあ私だけじゃないんだ!」

となる。

 

すると不思議なことに、

 

(マイナス)+(マイナス)=プラス。

になるんです。

 

これって、結構大きいことだと思う。

 

同じ症状を経験している人と話すことで、余計に不安になることもあります。

でも、

 

「分かってくれる人がいる」

「自分だけじゃない」

と思えるだけで、気持ちが軽くなることもある。

 

私たちの場合は、まさにそれでした。

 

9年前、私たちをつないだのは「お水」。

 

術後で喉がカラカラだった私に、カーテン越しにAさんが、

「どうぞ」

とペットボトルのお水をくれた。

 

まさか、その「お水どうぞ」から9年後、

「更年期つらいよね」

と話す関係になっているとは(笑)。

 

人生って、本当に何があるか分かりません。

 

乳がんになったことは、もちろん嬉しいことではありません。

 

できれば、あの日の病室には行きたくなかった。

 

でも、そこで出会ったAさんとのご縁は、9年経った今も私にとって大切なものです。

 

そして今度は、二人で更年期。

……いや、二人で乗り越えられるのか?(笑)

たぶん、たまには一緒に愚痴ります。

「今日もつらいねー!」

「分かるー!」

って(笑)。

 

でも、それでいいんだと思います。

 

一人で抱え込まない。

 

「私だけなのかな」と思わない。

 

誰かに話してみる。

 

それだけで、少し気持ちが楽になることがあります。

 

9年前は乳がん。

9年後は更年期。

 

人生、次から次へといろいろあります(笑)。

でも、これも生きているからこそ。

 

そして、9年前の私が今の私を見たら、

「大丈夫だよ。

 

9年後もちゃんと生きてるよ」

って、教えてあげたい。

 

そんなことを思う、9年目の秋です。

 

もし、今私更年期?なんだか変!という方がいたらメッセージくださいね。

 

一緒に吐き出しましょう。