こんにちは。久々の更新です。

 

さて、9年前の9月21日。

 

私は乳がんの手術をしました。

 

あれから、9年。

 

今年もこの日を迎えました。

9年……。

 

長かったような、あっという間だったような。

 

でも、9年前のことって、意外と覚えているものなんですよね。

 

そして私には、9年前の入院で出会ったAさんという友人がいます。

 

先日、Aさんから連絡が来ました。

「出会って9年目だね」って。

そう言われて、

「そうかぁ……もう9年なんだ」

と、改めて思いました。

 

私たちが出会ったのは、ものすごくドラマチックな出来事だったわけではありません。

むしろ……

「お水」です(笑)。

 

私は粘液癌で、乳房温存手術を受け、その後、放射線治療をしました。

手術が終わって病室に戻った私は、とにかく喉が渇いていました。

心の声は、

「水、水、水〜!早くOK出して〜!」

です(笑)。

しばらくして、

「水分とってもいいですよ〜」

と言われ、

「やったー!」

と、冷蔵庫で冷やしておいたお茶を取ってもらおうとしたんです。

ところが看護師さんから、

「お水は大丈夫なんですけど、お茶だと……」

と言われまして。

え?ガーン

じゃあ、どうするの?

喉、カラカラなんですけど(笑)。

すると、

「ぬるくてもいいですか?」

と聞かれました。

もう術後で喉が渇いて仕方がなかったので、

「はい〜」

と答えました。

そして出てきたお水が……

私にはどうしても無理だったんです。

たぶん水道水のような、ちょっとカルシウム感のあるお水で。

「……無理!!!!」

と、一言(笑)。

すると、カーテンの向こうから、

「どうぞ」

という声が。

Aさんが、ペットボトルのお水をくれたんです。

これが、私たちの出会いでした。

なんとも色気のない出会い(笑)。

でも、その「お水どうぞ」から9年。

今でも仲良くしています泣き笑い

 

Aさんも私と同じ乳房温存手術でした。

でも、その後の治療は違いました。

Aさんは地方から治療に来ていて、抗がん剤治療も受けています。

私は放射線治療。

同じ「温存手術」でも、その後の治療は違う。

だから、身体への影響も違います。

Aさんは今でも、副作用や後遺症に悩むことがあります。

私たちは最初の頃、がんのことや治療のことをよく話しました。

「こんな治療をしたら、こうなった」

「今こんな感じなんだよ」

「これ、つらいよね」

そんなふうに、お互いの闘病生活のことを話していました。

でも、いつの間にか、がんの話だけではなくなりました。

ここ数年は、むしろプライベートな話のほうが多いくらい。

家庭のことだったり。

身近な人には言えないことだったり。

遠く離れているからこそ、逆に言えることってあるんですよね。

「ちょっと聞いてよ!」

みたいな(笑)。

そんな関係になりました。

 

そして今年、私は9年目の検診を迎えました。

次回の検診は来年1月になります。

 

※これまでの検診については、その都度このブログに書いてきました。

2年前には、温存した部分の石灰化が疑われて、検診が半年に一度になったこともあります。

そのあたりも当時の記事に詳しく書いていますので、気になる方は、ぜひ過去の記事を遡って読んでみてください。

母も乳がんを経験していますし、これまで自分や家族の病気のことも、このブログにいろいろ綴ってきました。

それでも、母も今も元気にしています。

そして私自身も、今のところ問題なく過ごしています。

 

9年前、あんなに不安だった自分が、9年経った今、こうして普通に生活している。

それだけでも、ありがたいことだなと思います。

そして今回、9年目という節目に、もう一つ書いておきたいことがあります。

それが、

「更年期」

です。

私はタモキシフェンによるホルモン療法をしていましたが、現在はもう飲んでいません。

それでも、まだ生理があります。

「いつまであるんだ、私の生理……」

と思っていたら(笑)。

 

今年の夏、いよいよ身体が大騒ぎを始めました。

そして、なんとAさんも同じように更年期の症状に悩んでいるというではありませんか。

9年前。

乳がんの手術後、喉がカラカラだった私に、

「お水どうぞ」

とペットボトルをくれたAさん。

9年後。

今度は、

「更年期、つらいよね」

と話している(笑)。

人生って、本当に何があるか分かりません。

ということで、次回は、乳がんを経験した私がこの夏に経験した、

「更年期騒動」

について書こうと思います。

これがね……

まぁ、なかなか大変でした(笑)。

 

9年前は乳がん。

そして今度は更年期。

 

人生、次から次へといろいろあります。

でも、こうして9年経った今も、Aさんと笑いながら話ができる。

 

それだけでも、ありがたいことだなと思っています。

 

次回は、そんな私の「更年期騒動」を、ちょっと笑いを交えながら書いてみます。

同じように更年期で悩んでいる方にも、何か参考になれば嬉しいです。

 

②につづく。