

ママの心の傷を癒して
幸せな子育てに導く専門家
子育てカウンセラーの沙咲 晴美(たれぱんだ)
です
今日もお読みいただき、ありがとうございます
クレヨンしんちゃんといえば、“お尻出し” ですよね。
私は、アレをみると不快になっていました。
子供に見せたくなかったのも、こういうお下品なところ・・・
でも、子どもっていたずらが大好きです。
親が困った顔で
「こら、やめなさい!」と言うのを見ると、
やたら喜んだりしますよね。
また、一時期(4~5歳頃)
やたら下ネタが好きになる時期もあります
でも、そういう年頃だし、
子どもってそういうものらしいです。
だから、
子供がふざけてお尻出してお母さんを困らせたりしたがるのは、
極めて自然な姿なのです。
しかし、昔の私のように、
「いい子」「お行儀のいい子」にしようと躍起になるタイプのお母さんには、到底受け入れられません。
「やめなさい!!!」
どころでは済まないんです
「なんてお行儀が悪い子なの!」
「なんてみっともない!!」
「お母さんに恥をかかせて!!」
みたいに、
人格否定されちゃったりする場合もあります。
そうすると、そんないたずらは
したくてもできなくなりますよね。
実は、汐見先生によると、
しんちゃんがふざけてお尻を出すのは、
親への信頼感の表れ、
親と子の親密さがしっかりと育っている証拠
なのだそうです
「いたずらをしても、お母さんは受け入れてくれる。
自分のことを嫌いにはならない。」
そういう確信があるからこそ、お母さんを困らせるようないたずらが
できるんです。
(画像はお借りしています)
幼い子供にとって、
親に嫌われること・拒否されることくらい怖くて悲しいことはないのです。
そういう意味で、
しんちゃんは下品に育っているのではなく、
しっかりとした親子関係を土台に
きわめて健全に育っている子なのだそうですよ。
裏を返せば、お母さんのみさえさんが
怒りながらもわが子をしっかりと受け入れているお母さん ということなんでしょうね。
こどもがヘンなおふざけをしたり、下品な言葉を使ったりしても
「うちの子はおかしいんじゃないか。」
「ずっと子のままだったらどうしよう。」
と心配することはないのです。
ただ単に、その年頃の「マイブーム」なのです。
そういう自然な欲求を認めてあげると、必ず卒業するそうです。
こういう時に「ヘンな子」と決めつけて自然な欲求を無理に抑圧させるほうが、
かえってあとあと厄介なことになるのかもしれませんね。
幼い頃から無理にお行儀良くさせたり、
いい子にしようとしない方がいい。
それは、私のちょっとほろ苦い体験からも実感しているところです。
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