

キットはノーマルのM48A1で、後部予備タンクは付いていません。
なお、付属の砲塔防盾カバーは取り付けに苦労します。中の骨組みは作らずに直接防盾カバーだけ接着し、砲身を刺した方が楽にできます。なお、周りのカバー留め金も再現されておらず、付属の後期型カバーから切り取って付けると楽です。
キャタピラと駆動輪は、わざと古臭さを出したくてアカデミーの幅が少し狭いのに変えました。
キャタピラと駆動輪は、わざと古臭さを出したくてアカデミーの幅が少し狭いのに変えました。

当時はソ連(ロシア)に対抗し、予備タンクを試しに装備したそうですが、ソ連は引火する危険が少ないディーゼルに対しアメリカはガソリンを使用していたので危険だと考えたのか、すぐ止めたようです。(てか、作る前に気が付けよ……)
本物も、手作りで鉄材合わせて作っただけみたいな感じなので自作は容易です。



マーキングは映画宣伝用写真を元に再現。
ドラゴン付属の登録番号はバラバラなので任意に映画仕様に可能です。
「11」のマークは演習用のもので、実車もステッカーのようです。エクセルで自作してコピー用紙に印刷。

フロントの星のマークはドラゴンのは小さくて映画実物と違うので他から流用しました。

映画は実際にエルビス・プレスリーが所属していた西ドイツ(当時)のアメリカ陸軍戦車師団で撮影されたそうです。その為、装備は本物で、米軍が全面協力の豪華な映画になっています。
因みにプレスリーは、軍に徴兵入隊前に既に大スターで、当時はアメリカは徴兵が国民の義務でしたが、国防省はプレスリーは大スターだから免除しようと検討していましたが、プレスリー本人の希望で入隊しました。
1958~60年まで在籍し、最終的に軍曹に昇進していたそうです。