三菱の中級セダン・ギャランΣのクーペ版。
当時流行っていたターボを乗用車のラインナップ全てに用意する「フルラインナップ・ターボ」の一つで、アメリカンな外観とターボという名称の響きで人気が高かったモデル。
なお、1982年発売のスタリオンはこの車がベースであり、スタリオン登場と共にラムダは消えたと思われているが、実は1984年に登場したFFギャランΣハードトップが後継である。

なお、このモデルのプラモ化はLSが唯一で貴重な存在。
しかも発売は初版の実車の新車当時の発売の物と、このメカドック仕様以降販売されておらず、今後も再販の見込みは無いと推定される。


だってジックリ見たかったんだもん。いいよ、このキットは墓まで持っていくつもりなので・・・・・・。

しかもシートのTURBOロゴまで・・・・。
逆さ文字のTURBOは前に貼ります。後ろの車がバックミラーで
「あ、ターボ車だ!」と思うように。
確か、日産も同じことジャパンでやってたような・・・・。



でも私的には後期型のシンプルなエアロチックな顔の方が好きなんですけどね(^^;)

でも、極力内装を忠実に再現しようという努力は感じます。
LSはアッサリ、シンプルなキットが主で、安く、駄菓子屋、文房具店の定番で、その手軽さからナメられがちですが、LSの駄作は聞いたこと無いです。

このホイルは実車ではギャランΣ、ランサーEXターボでも使われています。
野呂さんといっつあんも付属します(^^;)フィギュア二体入りのメカドックのキットはこれだけではないでしょうか。

てか、「ギャランΛターボ、何話目に出たの?」という質問はやめましょう。
このキットは実は1990年に地元の文具店で手に取ってたのですが、内装上げ底を見て買うのをやめたキットでした。
当時はメカドックのブームも既に去り、不良在庫としてこのキットも結構あちこちで見かけたもので、「いつでも手に入るから」と無視してたら、何時の間にか店頭から消え去り、二度と会うことはありませんでした。
そして1992年のLS倒産でアリイに引き継がれた後も再販されず、買わなかった事を後悔してました。
そして25年後の昨夜、リサイクルショップでついにゲットしたのです。
私は実車には乗った事がありませんが、高校の時のアルバイトでロシア人向けの中古車屋さんで部品取りに入ってきた事故車のギャランΛターボからエンブレムを外して保管していました。
親に捨てられてしまいましたが、当時の純正ステアリングやシフトノブもありました。
故に、このキットの内装は残念な上げ底ながらも、実車に忠実な形をしている各部品に感銘しました。
LSは今見ると凄い真面目な会社だったんだなと思いました。