実車は1965年に販売されたモデルで、空冷DOHC2気筒、45馬力、最高速度180km/hを誇った高性能スポーツモデルで、販売当時は白バイの標準モデルに採用されていた。
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キットは新車当時に販売され、白バイ仕様も販売された。なお、1980年代初頭に画像のマスター・ブランドで再販されている。
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出来は1960年代後半と古いモデルにも関わらず、なかなか細かく出来ている。
 
因みにこのバイクが販売されていた当時の1968年12月10日に三億円事件が発生し、翌年4月に犯人が使用し乗り捨てた青のトヨタ・カローラ4ドアセダンと共に小金井団地で、盗難車のこのCB450が発見され、三億円事件で使用する予定で置いてあったのでは?と推定された。
当時はこのCB450が前述のとおり、白バイの標準モデルで、放置されていたバイクは所有者の供述でエンジン不調で軒先に放置していたのが盗まれたという事が判明。恐らく犯人は当初、このバイクを白バイに偽装しようと試みたが、盗んだ後にエンジン不調に気が付き放置されたと推定されている。