1973年に警察庁で調達・配備した第一号のベル206Bがこの画像の京都府警「へいあん2号」だそうです。

へいあん2号は、元は宮城県警「あおば」(JA9092)だったのが、平成6年に京都府警に移籍し、1年間使われた後、用途廃棄となり、群馬ヘリポートの展示品として引き取られて現在に至るそうです。
よって、群馬に居ながら群馬県警としてはフライトしたことは無いようです。

しかしながら、下手にカラーリングを変えておらず、殆ど退役当時のオリジナルのまま、しかも屋内保管されているので、非常に綺麗な状態なのが嬉しいですね。

しかも、コクピットに自由に座れます。
悪戯防止で監視カメラが見張っていますが、近所の主婦が子供を連れて遊びに来るなど和やかで静かな雰囲気の展示場で落ちついてジックリ観察できます。
因みに、前回紹介した新潟県警「こしかぜ 2号」とメーターパネルの形状が異なるのが面白いです。

扉は、思ってたより軽いです。FRPなのでしょうか。コクピットは意外と狭く感じました。
なお、メーター類は一部コピー紙で印刷されたメーターでした。穴ポッカリではなく、オリジナルに忠実に再現してあるところが、愛情を感じます。


燃料口は、、まるでバイクの給油口です。

狭くて全体を撮れませんが、この保管状態の良好さに変えられません。

ヘリ・ローダー(ヘリの下にある車輪付きの移動台車)のコーション・プレート。
そういえば、引退した初代「あかぎ」はどこ行ったんだろう。