1947年登場。
スタイルは戦前のアメリカ車のようなスタイルであったが、中身は先進的でモノコック車体に軽合金を用いたエンジン、さらに、斬新な構造をあえて求めず、足回りは先代のものを進化させたものに留める等、信頼性は高かった。
その為、世界的に維持費がかからない、無難な小型乗用車として愛され、1960年まで作られた。
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この車、実は日本では馴染み深い車だったようで、1952年の朝鮮戦争の際の特需で外貨が入り、多数輸入されタクシーに使われたそうだ。当時はモノコック車体はひ弱というイメージがあり嫌われたが、プジョー203は頑丈で錆び難かったそうだ。
タクシー需要としてはリアシートが若干狭いが、1960年代初頭まで見かけたらしい。