チェリカ・シリーズは通常のダイヤペットの1/40と違い、トミカのように約1/50位にしたものであるが、ダイヤペットの戦略上、他メーカーの1/43より大きく見せるために1/40にしたのに対し、チェリカもトミカより一回り大きくした。
ところが、1/43に対する1/40は、当時1/43の国産品が少なく、このクラスの大きさはダイヤペットが独占状態だったので問題は起こらなかったが、トミカより一回り大きいのは先発のトミカと並べると大きさに違和感があり、しかも通常のダイヤペットとも並べても小さすぎておかしく、人気は全くと言って良いほど無く、早々と姿を消した貴重なシリーズである。
作りは結構良いが、このクラウン・ワゴンはフロントグリルがハードトップ仕様と共通にしており、角目なのがおかしい。実車は丸目4灯。
画像のはジャンク品を自衛隊・業務車1号仕様にしたもの。(陸上・OD色、航空・海上はダークブルー)欠点の角目ライトは塗装で丸目4灯風にしてみた