１９８９年の「天安門事件」以来、中国への武器輸出禁止は今だ緩和されておらず、西欧では今だ続いてるのでロシア以外からは武器は部品単位でしか輸入できない為、このような戦車が出来たという。
車体・・ロシア製
エンジン・トランスミッション・・フランス製
砲・・英国製
足回り・・ドイツ製
を元に現在は完全国産化を行なったようであるが、これまで旧ソビエトのＴ５４戦車を元にした５９式戦車をコアに改良を続けて、「安価で信頼性のある中国製戦車」と実績を積んで来たのとは又違い、全くの新規なので何かと苦労はあったようだ。
しかし、この車両は正式に採用されたものの、最初の生産ロットで生産を終えた。何故なら、さらにこの車両リアクティブ・アーマーなどで防御を増してし改良された９９式に主力の座を譲ったそうで数十台程度しか存在しない。
キットは足回りが高すぎるのでちょっとシャコタンにし、キャタピラや細かい部品をタミヤなどから流用すれば結構見栄えがする。
現在日本では「インター・アライド」が輸入元だが、このキットは残念ながら店頭在庫のみである