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1960年代の米陸軍による小型観測ヘリ採用試験にエントリーした機体であったが、ヒューズ500がOH-6として採用され、ベル206はボツにされた。
その後1967年に「ジェットレンジャー」として民間向けに発売。あっという間に世界のベストセラーと化した。

その後、米陸軍はヒューズOH-6をベトナム戦争に投入したが、予定生産数がこなせず急遽採用をとりやめ、民間需要で生産をガンガン行なってたベル206を採用。
現在もハイテク装備を搭載し、夜間攻撃の際に地上の特殊部隊と共同活動するなどして使用されている。

1970年代から80年代にかけ世界で最も見かけるヘリとなり、日本でも多数登録されていた。
群馬県警は1986年に採用。85年の日航ジャンボ機事故の際、警察ヘリを採用するか否かを議論してた最中だった為、他県の県警ヘリに頼らざるを得なくなった為、これを機に採用された。
http://ksa.axisz.jp/a3401.htm
現在はさすがに古く、引退した機体が多い。

キットは1979年後半に発売されたフジミ製。キットを見る限り好印象。
しかし、重大な欠点があった。箱絵をご覧戴きたい。ガゼルのものである。
これは今から25年前にガゼルを買った方が箱を開けずに保管して最近になって開けてみたら、ベル206のキットが入ってたという。
その方から200円で私が買い取った。

2006/11末に完成