この間、原田マハさんの「風神雷神」を読んで江戸時代の日本美術を観ておきたいなあと思っていたら東京都美術館で大英博物館の日本美術が里帰り展示されるとあって、行ってみました。

美術館て大きい企画展はどこもチケット買うにも行列してるから、生協で前売り価格でチケット販売されてたのを買っておきました。


大英博物館、25年前に友人と旅行で行ったことがありますが数時間しかいられなくてろくに観られなかったし、今となっては何をみたのか覚えてもいません。

あそこは何日間かかけて通ってみるところなんですよね。観光旅行のいっときではとてもじゃないけど回りきれない。

上野の科博だって1日じゃ足りないくらいですものね。


入場に50分待ち。入ったら人がずらずらと。私は近寄ってじっくり観たいわけではないので人垣の後ろをするする歩きながら眺めて廻りました。人が減ったらときどき戻って見直したりしながら。のろのろと牛歩についていくのも好きじゃないのです。(美術館博物館に向かないせっかちな性格)


目玉の狩野派の襖絵は大きくて見事でした。人だかりでなかなか細かいところまでは観られませんでしたが…美術館の企画展てびっくりするくらい人が集まるなあ、とこの間の国立新美術館でも思いました。


この襖絵、元は奈良のひと所にあった襖絵のうち四点、日英米と別々の場所に散らばっていたのが再集結したことで話題になっています。

何年も経って、戦火を逃れて、今も現存する美術品てすごいことですよね。翻って、戦争によって失われた芸術がどれほどあったのだろうかと、戦争がもたらすものは何もない、奪うだけだと痛感します。







屏風絵(六曲一隻、六曲一双などの数え方はマハさんの本で学びました)もありましたし、北斎や写楽といった教科書で習った画家、作品も。

日本美術がゴッホやモネにも大いに影響を与えたというし、こんなふうに海外に渡った作品がたくさんあるんだなあ。


別のフロアで無料の公募展やってたので覗いたら、空いててたくさんの素敵な絵や作品があって面白かったです。絵画教室とか独学で描いてる人が世の中にはたくさんいるものですね。


上野エキュートのペンスタカフェで遅いお昼。