3回目はサカケンさん夫!

クリスマスイブ、昼も夜もチケット持ってましたが夜はお譲りしました。

1階P列下手サイド


後ろで見えないだろうなーと思ったけどここは日生、最後列(Q列)でも視界良いのでした。


クラシックベースの音楽と歌の斬新さ、物語の展開が雑なことにも慣れ、(←初見ほんとどうしようかと思っちゃったから)どんどん面白くなって参りました。

一重に、歌の上手い、音圧で圧倒してくるキャストの手腕。芳雄くんベートーヴェンを真ん中に、脇を固める(やや贅沢ともいえる)安心勢のみなさん、信頼のアンサンブルの皆さんで、ザ・ミュージカル、と成立させてる。


海宝カスパールの歌い上げ後に出てくる芳雄兄の今回は“いい声だ、オレに似ていい声だ”でした。

2人の言い合うシーンはひぇーって喜んで見てます、豊かな芝居の上の歌のぶつかり合い。

そして二幕、4分しか出番がないカスパール(本人談)は、兄と和解する一瞬ながら涙を誘うワンシーン。「来るのが遅くなって、ごめんね」って優しい涙声で兄と抱擁する。その一言がそれはそれは優しくて、カスパールいいやつ…。


中村倫也くんのルードヴィヒでは、カスパール亡き後の息子くん(ベートーヴェンの甥っ子)にピアノを教えながら「あのダメな母親が」と散々な言い草でした。

芳雄ベートーヴェンがヨハンナはダメだと言い続けてたのもあながち間違ってなかったのかなー。描かれてないけどカスパールは先に逝ってしまう(最後の葬儀シーンもみんな一参列者としているけど、カスパールだけは別役にもならず出てないそう)。


今日はソワレの配信。

芳雄くんカテコで

「夜の配信で頭いっぱいです。昼観て、夜は配信観るって方いますかね?!」

「観るって信じてます。アーカイブもあるから」

「良いクリスマスを!」と挨拶してました。


リアタイは17時から、アーカイブもありますので興味ある方、是非。