今日も訪問同行 | 社会福祉士徒然草

社会福祉士徒然草

社会福祉士のお仕事ライフを
気ままにつづります。
(今は医療機関で働いている兼業主婦です)

今日も訪問同行です。

今日で3日連続。


MSWがくっついていくことは、月に何度もないんですけど、

サービス担当者が開かれるとか、

ドクターの往診についていくとか(かばん持ちです)、

ご家族にお話し伺うとか、

たまに集中しちゃうことがあります。

今週はまさにそんな状況です。


介護5の利用者さんのお宅に、伺いました。

ご本人は会話ができないことが多い。

ドクターの往診で、

「はい、手を上げて」

という声掛けにも、無反応だったり、

やっと動かすことができる状態だったり・・・。


でも、この利用者さん、しゃべらない(気切のせいで

しゃべれない方もいます)けど、こちらの話していることが

聞こえているんだな~ってこと、よくあります。


それが目がわずかながら動いたり、

ふとあくびをされたり、

呼吸が力強くなったり。


介護されているご家族は、ちょっとした動きも見逃しません。

(特にご本人がお若い方だとなおさら)

歩けるようになったとか、

(車いすでだけど)ベッドから起き上がり、

ダイニングにある椅子まで移動して、

食事したりとか・・。


ほとんど閉じこもりがちだから、とケアマネさんから

連絡をいただき、訪問リハを始めて

しばらくしてから伺うと、

ベッドに寝たきりでほとんど物を言わない方だったと

記憶していた人が、座位をとって、テレビなんか見ちゃって、

笑顔で応対してくれたりすると、

ああ、訪問リハって役に立ってるんだな~って実感するわけです。

(日々がんばっているのはセラピストさんたちなんだけど)


私たち相談員は、悩み事聞いたり、手続きの相談にのったり、

他の機関に相談してみたり、と直接利用者さんのお役に

たつわけではないけれど、間接的には経済的負担や

介護者の心理的負担を減らすことを通じて、

利用者さんに力を貸すことはできるのです。


日々の仕事に追われていると、自分の仕事の「意味」を

忘れがちになる。


そんな時に、リハビリがんばってるご本人の姿を見ると、

(自分と年が違わない方も中にはいるのです)

思い出させてもらってます。


訪問リハの同行の機会があると、

セラピストさんたちやドクターの邪魔にならないように、

くっついていく今日この頃です。