こんばんわんこそば
~続き~
方言指導と役の正式発注をいただきました。
と、同時に、脚本が届きまして、
方言修正台本の〆切もいただきました(^▽^;)
(〆切日は、?日後💨)
さっそく、方言指導の仕事の始まりです。
ドラマや映画の場合、
一般的な方言指導の仕事は、助監督と一緒に作業を行っていきます。
この作業の間に、監督チェックも入ります。
1.脚本の台詞を方言を考えながらアップデートします。
2.それを基に助監督と打合せをして、調整していきます。
3.細かい諸条件など調整した結果を反映して、さらに台本をアップデートします。
4.方言台本が完成したら、それぞれの役の台詞を音声データとして吹き込みます。
吹き込む際は、なるべく感情は入れずに、淡々としゃべるようにします。
そして、音声データを役者さんに聞いてもらうわけです。
撮影現場で擦り合わせしたり、最終微調整をさせていただきます。
さて、今回は、
出演者の中、4名の台詞を方言に修正の依頼でした。
とにもかくにもオラがやるべきことは、
脚本を読む、読む、読み砕く。
一応、役者ですから行間も読んだ上で、
その後、方言の観点で読む、直す。を繰り返す。
ちょっと欲張ったりすると、
岩手三陸っぽいことばを使えないかと、方言資料を調べます。
(まぁ、だいたい欲張らない方が上手くいきます)
あとはじっくり、不自然さがないかを客観的に見ます。
通常なら、助監督と一緒にミーティングしながら進めるんですが、
今はコロナ禍です。
まずは、演出の林さんと電話でミーティング。
初めましてから始まったけど、初見というか初電から伝わってきた。
電話だけだったけど意志を感じました。
久方ぶりに徹夜ってやつをやってみたりして、
ちゃんと、〆切日の午前中に方言修正台本を送りました。
そして、林さんに確認してもらって、その日のうちに電話で打合せ。
上記の②の作業ですね。
おおむねOKで進めることになりました。
そして、その日の夜遅くには方言吹込み用台本が届きました。
(林さん、早っ)
~次回に続く~
2021年9月11日(土) 夜10時から
福田麻由子
嵯峨瞳 六華亭遊花 たれやなぎ 武長慧介 橋浦あやの 手嶌真吾
【作・音楽】 額田大志
演出: 林沙羅 (盛岡局制作)
(*^▽^*)