きなこが亡くなって1年が経ちました。
1周忌を機会に過去のきなこのブログを読んで振り返りました。
きなこは1歳10ヵ月で亡くなりました。
でも健康に過ごせたのは1歳と7ヶ月まで。
最後の約3ヶ月は闘病生活でした。
2度の手術を受けましたが、3度目の手術は見送りました。
3度目の手術は腫瘍が脳の近くまで転移してる可能性があり、手術をしないと実際は分からない状態。
成功率が低くく、成功しても耳が無くなると言われました。
私はそれまでの経過から、3度目の手術は成功しない気がしていました。
それなら辛い思いをさせない様に手術をしない事にしたのです。
だんだん弱っていく姿を見てると、私の判断が甘かったと痛感しました。
どちらにせよ辛い思いをさせるならチャレンジするべきだったと後悔してます。
ハムスターの治療については飼い主に委ねられます。
ハムスターは、現状を受け入れるだけです。
治療方針を明確にしてる飼い主さんもいらっしゃいます。
ブログでお付き合いがある飼い主さんの飼育方針は「切って取れる物は手術をする」「高齢または臓器に癒着してる場合は手術をしない」と決めてるそうです。
今回、きなつとぼんてんまるをお迎えするに当たっての私の飼育方針は「手術で治る可能性があるなら可能性が低くても受ける」です。
ただし、これは信頼のおける獣医師が居ての方針です。
きなこの件での、もう1つの教訓は「近くの獣医より遠くの名医」です。
2時間待ちの有名な病院に行かず、混んでなく小動物も見てくれる近くの病院に通った事でタイムロスをしました。
同じ飲み薬を続ける事になった時に処方された薬が違うなど、途中で病院を変えるべき判断材料があったのに変えなかった私のミス。
今現在は、全ての経験を今後のハムスターに活かす事で償おうと思えるようになりました。
しかし、世の中には治療が出来ない病気もあります。
ブログで糖尿病、ヘルニア、白内障、歯が折れた、片手がない、脱臼、骨折など色々な経験をしたハムスターと飼い主さんを見てきました。
そのような経験を残して頂く事で知識を蓄える事が出来ますし、私も何か残して誰かの役に立てば良いなと思ってます。
しんみりした感じになってしまいました
さて、現在のきなこのプランターはこんな感じです。